いじゅの脳内解剖記録

私の脳内解剖記録。HiHi JetsとSixTONESが主。稀にKATーTUN。

はしみずの成人を迎えて

"管鮑の交わり"

              _______十八史略より

 

はしみずの関係性を一言で表すならどんな言葉が合うのだろうと長らく頭を悩ませ続けてきた。どんな言葉もしっくり来ない。2人の関係性は言葉で表現できるような薄い単純なものでは無い故。でもどうにかして2人の関係を表したい、と試行錯誤した結果私の語彙力と脳ミソの限界がこの言葉だった。「固い友情」を表すフレーズは数え切れないほど思い浮かんだが、彼らの間柄にあるものはただの友情ではない。時にはライバルとなり、時には良き相談相手、時には友達、また時には同じグループのメンバーとして、彼らはこの11年間を通じて多方面から海よりも深い唯一無二の関係性を築き上げてきた。それは2人の間にしか起こり得ない関係性だ。

 

入所時期僅か数ヶ月の差、2000年10月生まれの誕生日1日違いのはしみず。入所した2009年11月、スノープリンス合唱団が11人で結成された。多いような少ないような11人という絶妙な人数の中にこの2人がいた。どこからをはしみずの起点と捉えるかは様々あるが、私自身はこのスノープリンス合唱団から2人の運命は定まったのだという説を呈したい。

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(何と初々しいのだろうか・・・・・・・・・・・・)

この時以降、フレッシュJrとして様々な活動を共にすることになる。どちらかのステージを切り取れば必ずもう片方が一緒にいる、こんな2人組はなかなかいないだろう。ましてこれが11年だ。

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そして2人は次第に対称的な位置に立ち、歳上のJr達の後ろで踊ることが増えていく。そう、これこそがシンメだ。さらにHiHi Jetというグループが結成されると2人は偶然なのか何なのか、奇しくも同じグループのメンバーとなった。

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メンバー変遷を幾度となく繰り返しながらもこの2人だけは動じることなく離れることを知らなかった。2018年春、現在のHiHi Jetsになって以降も今日に至るまで共に活動をし続けてきている。

と、ここまででも膨大な時間を2人は共に過ごしてきたとになるが、さらにこれだけに留まらず、なんということだろうか、この2人は高校3年間もまさにクラスメイトとして学校生活を送っていたのだ。一般的な学生は一日の大半を学校生活に割いている。つまり、それだけで1日の殆どを共に過ごしていることになる。さらにその後の仕事を同じグループのメンバーとして共にこなしていると考えると、家での時間、仕事、学校どちらも休みの時間以外、常に同じ時を過ごしていると考えても間違っていない。

 

運命なのか、必然なのか、前世からの因縁なのか。

 

 

 

 シンメ=シンメトリーの略。舞台上に置いて左右対称の位置にいる関係性をさす。

 

さて、一言にはしみずはシンメ、と言われているが、彼らのことを見てると一体シンメとは何なのか、というそもそもの概念に疑義を抱き始めるのは私だけだろうか?

先に記した通りが一般的な「シンメ」の定義だ。この定義に即して考えると、はしみずは間違いなくシンメに当てはまる。ただ、シンメである、では完結できない。ただただ対称的な位置で活動しているだけでは無い。

一緒に長らく過ごしてきたから似てる者同士かと思いきや根こそぎ違うタイプ、ハッキリ言うなら正反対な2人とも言えよう。

例えば、井上さんは努力しているという姿をファンの人に見られることを気にしない。堂々と自分の頑張りを私たちに伝えようとする。ところが橋本さんは、彼自身が言うように、人の前で頑張ってる姿、努力してる姿を見せるのはカッコ悪いことだという彼なりの美学を持っている。全くもって相反する考え方を持っているにも関わらず2人は同じグループに所属している。外見も例外ではない。瑞稀くんは細すぎてファンが心配になるくらい細い(なお、筋肉はついている)。華奢な体型をしている。ところがシンメ、涼くんはがっしりとしたワイルドな体つきをしている。そして歌声。井上瑞稀さん、我らが誇る美声と言われるあの高音ハイトーンボイスを持つスーパー歌姫だ。橋本涼さんは色気溢れる低音ボイスを放つ。さらに・・・と挙げようと思えばいくらでも2人の正反対な特徴を挙げられるが自主的にこの辺で切り上げよう。

 

上記のように正反対な2人、その関係性を正反対という観点から例えるなら、静と動、光と影、カラフルとモノクロ。私が最も気に入っている例えは、磁石(のS極とN極)だ。

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相反する存在でありながらも引き付け合う。まさにはしみずを具現化したものが磁石である(と私は信じている。)互いが正反対だからこそ、互いに無いものをもつ相手に惹かれ、引き付けられるのだろう。そう考えると、彼らのここまでの活動がこんなにも共にある、ということは必然的なものである、と言える。

 

少々脱線したがシンメの話に戻すとする。先に述べたよう、2人はただ立ち位置が正反対なだけではなく、人間性から外見まで真逆だ。そしてその真逆さ故に惹きつけ合うのだ。すると、彼らはシンメという定義に当てはまりはするが、シンメという定義内に収まる存在ではないという事実が明るみに出る。そう、シンメを超えたシンメ。まさにシンメという概念を果てしなく遥かに幾里も超越した存在なのだ。だからこそ彼らを説明するのは難しい。シンメという存在でありながらもシンメではない。何という2人。身震いせざるを得ない。私たちを震撼させる2人だ。この震撼からは逃れられない。そして更なる追い打ちを容赦なくかけてくる。

様々な媒体(主に映像)を見る際、じっくりはしみず2人の様子を追って見ると、何かに気が付き悶絶する。例えば、井上瑞稀さんと橋本涼さん、2人の会話している姿を観察してみると、巷では瑞稀くん側がツンデレ発揮して目を逸らし、橋本さん側が見つめているというイメージが独り歩きしているが、実をいうと、まさにその逆なのだ。井上瑞稀サイドは意外と対面しても恥ずかしがらずに会話できるのだが、なんということだろうか、橋本涼さん、瑞稀くんの目を見れずにチラ見しては逸らし、チラ見しては逸らし、を繰り返しているのだ・・・雑誌の撮影ではしみずが密着する時も大体照れてしまう方は橋本さんという証言が得られている。まるで片想いの女の子のようで甘い、酸っぱい。間違いなく熟練夫婦並みの関係性なのにどこかずっとあどけない青春さを残しているこの2人の間柄、万能すぎて(ヲタク殺しという面において)感服。

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これらのショットを撮るのにかかった時間を想像するとなんとも言えぬ気持ちになる。

 

とはいえ、何年経っても嫉妬心は生まれるようで、HiHi JetsYoutubeを見ると数ある場面である現象が目に見える。井上瑞稀さんがメインで話している場面、注意して橋本涼さんを見ると何と、ずっと井上瑞稀を見ているのだ・・・他のメンバーと会話している時なんて後ろからずっと見ている・・・よく目で刺されている方は髙橋優斗さんであると感じる(個人の主観)表ではあんなに照れているのに裏では好きすぎて独占欲を生成してしまう橋本涼さん。

https://youtu.be/-MWjlXKGtbQ 

こちらの6:13〜ゆとみじゅによるカップルバージョンの平仮名ポーカーが始まるのだがイチャつく2人の背後に立つ橋本さんの表情をよく見ていただきたい。率直な感想、怖い。そしてそれが無意識によるものだと私は思っている。怖い。橋本涼さん、井上瑞稀さんのこと、好きすぎる。気になる方はこれまでの映像などでこの点に注目して見てみるとまた違った趣深さが得られるだろう。あゝいとあはれ

 

Youtubeと言えばこの嫉妬パラダイスという状況だけが楽しい訳でもない。HiHi JetsYoutubeについての面白さ、深さを説明するならばそれでいくつか記事が書けるくらいなので今回は趣旨が異なるということで割愛する。

もちろん、メンバーであるのではしみずはYouTube内でもよく会話をしているが、会話だけではなく目を凝らすとさり気ない2人のやり取りに高揚せざるを得ない。どのくらいのさり気なさかというと、ペンを受け渡す、というレベルだ。よく見てないとなかなか気づかないだろう。私のような、口癖が「これこそはしみずのはしみずたる所以」というようなはしみずスペシャリスト(自称)はもうありとあらゆる2人のやり取りがいとあはれなり・・・となってしまうのだが、この「あはれさ」をこの世に知らしめたい。兎にも角にもはしみずは知れば知るほど深く、一旦深いと感じたら底なしの深さを浴びることになる。我々へのマウントかと叫びたくなるようなやり取りが溢れているのだ。(高校生活の話、昔の話)「高校の時・・・」と来たら身構えろ、爆弾投下だ、と私は自分に言い聞かせ心よ準備をしようと試みるのだが被弾しなかった試しが無い。

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現代風に言うとエモい。いや、エモいの3文字で片付くものでは無いがエモい。

 

余談だがはしみず、さり気なく突然お揃いをやってくることがある。

我々にとって最も衝撃的だったあの日を忘れはしない。

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突然なんの脈絡も無くシミラールックでRの法則に登場された時に平常心を保てる方が無理難題だ。

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お揃いのネックレスに気づいた時の私の動揺ぶりは今思い出すだけでなかなか面白い。

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言葉も出ない。お揃いのネックレスを付けているという事実の前にまずお揃いのネックレスを2人がプライベートで買って所持していることがもうダメだ。(このように語彙力を失う)

話し出したらまたキリが無くなるのでここで止めておく。

ぜひともYouTubeをご覧になっていただきたい。

https://www.youtube.com/playlist?list=PLBw8EmMNM8vyA4s0IqaQzt6lKul37Ezgt

(HiHi Jetsのみのリスト、有難い)

 

さて、とんでもなく長ったらしい記事になってしまいまだまだ言いたいことは山より高く海よりも深くあるがまた別の機会にということで一旦ここで締めようと思う。

この10月、遂に成人となったはしみずだが、20歳のレールを歩き始めた彼らの今後にますます目が離せない。はしみずという存在はもはや我々にとってはある種の概念と化している。我々にとって信仰の対象と言っても過言ではなかろう。

あなたにもぜひ「はしみずのはしみずたる所以」の沼、底なしの深さに溺れて欲しい。