いじゅの脳内解剖記録

私の脳内解剖記録。HiHi JetsとSixTONESが主。稀にKATーTUN。

五体ノ騎馬、当タル敵千ノ内生還者零名。

一騎当千群を抜いた勇者のたとえ。また、人並みはずれた能力や経験などのたとえ。一人の騎兵で千人もの敵を相手にできる意から。

 一騎当千×5=五騎当千

とカッコつけようとしてしまったが正直怒涛の2日間すぎて微々たる容量の脳みそと脆弱な記憶力しか持ち合わせていない私には朦朧とした曖昧なあやふやな残像しか残っていない。幸いにも円盤という文明の利器によってこの伝説として語り継ぎたい芸術は残されるようだが、些細であったとしても、あの場に立ち会った一人としてこの感情と感想を言語化して遺さないわけにはいかない。ということで今回はかなりラフに感情的になってしまうかな、と。要するに個人の備忘録といった方がいいかもしれない。

  初単独アリーナコンサート

随分と心待ちに長く待ったような気がしていたが、時間の流れの速さには変化があるのかと疑いたくなるほどに一瞬で過ぎ去ってしまった。まさに怒涛の2日間。当然の如く私の脳内では全てを処理することはできずにまさに今消化不良とでもいった方が良さそうな状態だ。何からどう言語化すればいいか途方に暮れているので今回もセットリスト順に追っていくことにする。

 

☀️五騎当千Setlist🛼

OP

HiHi Jets

Attack it!(嵐)
Eyes of the future
Clap-A-Holics(玉森裕太
FIRE!!(北山宏光藤ヶ谷太輔
Fence:猪狩蒼弥ソロ
DON'T WANNA DIE(北山宏光):作間龍斗ソロ

Fake(菊池風磨):橋本涼ソロ
虹(二宮和也):井上瑞稀ソロ
終電を超えて〜Christmas Night(A.B.C-Z):髙橋優斗ソロ

Lucky Man(嵐)

ウィークエンダー(Hey! Say! JUMP)

T.W.L(関ジャニ∞

Make You Wonder

MC


だぁ〜くねすどらごん

Beast

babygone

Fight back

Can do! Can go!(V6)

愛なんだ(V6)

MUSIC FOR THE PEOPLE(V6)

WAになっておどろう(V6)

WANNA BEEEE!!!(Kis-My-Ft2

Happiness(嵐)

シンデレラガール(King & Prince)

$10(SMAP

Be COOL(少年隊)

情熱ジャンボリー

Complete

FRONTLINE

最後の挨拶(BGM:HiHi Jets to the moon)

HiHi Jets

 

ED

 

EC
ZENSHIN

 

1:HiHI Jets

オープニングが終わるともはや社歌として何年もの間耳に馴染みに馴染みまくったイントロが流れ出すと共に「どぉ〜〜もぉ〜〜!!HiHi Jetsでぇ〜す!」と名乗りを上げる声が。右!左!上!三つの音に合わせて拳を突き上げると同時にバァーン!と破裂音。そして飛び出てきたのは伝説の戦士HiHi Jets!登場の瞬間、いつでもどこでも最高潮。特攻しか勝たん。(カツスト育ち)そして何より新衣装。赤金の新衣装にローラーを履いてご登場。色彩には統一感があるのによく見ると、いやよく見なくても全然形とデザインが違っている。五者五色なのに全体で見ると統一されているあの感じ。衣装さんには頭が上がらない。最近のHiHiの衣装、気合入りすぎててそれを目の当たりにするこちらサイドにも気合が必要かもしれない。ッシャァ!(笑)瑞稀くんはちゃんと手袋まで新調されていて肩のところが王子様の服みたいになったショートジャケット。腰のところに長めの布でスカート風。裾には金のフリンジ。細い脚が余計細く感じる。涼くんは瑞稀くんと結構似ているけれどパンツがめちゃくちゃ橋本仕様。それにハット。ゆぴはロングジャケットに中身は白シャツ。そしてパンツ。猪狩くんはショートジャケットだけどこれまた豪華なシルエットでダボっとした感じ。ズボンも緩い感じで腰から金の布。作ちゃんはロングジャケット。上半身部分の装飾は控えめになっていて下半身、特に腰の辺りから金の装飾が入っていた。

 

🔗初めて5人体制になったクリエ2018

[https://youtu.be/JKq8iStQs_Y]

🔗2021サマパラ

[https://youtu.be/gdqMXHW4WLE]

 

2:Attack it!!

誠に恥ずかしいことだが、国民的アイドルとして絶大な人気を誇る我が国の男性アイドル代表、嵐様の楽曲にはあまり詳しくないもので・・・という私でも、この曲は昨年のIsland Fesでカバーしていて見事に虜になってしまった一曲。HiHi Jets流石にボルテージの上げ方上手すぎやろが・・・とセトリに感心したいところだが、それどころじゃなくてまず単独での初めての外周、初めての花道をローラースケートで駆け巡るJets、本当に光の如く、それこそ光速すぎてオタクのこちら側が自担を追うために360度ぐるぐると回転する羽目に・・・(笑)なかなか異様な光景で面白かった。キスマイ兄さんの現場にはお邪魔したことがないのだが、皆こういう感じなのか?兎にも角にもこれも「俺らのライブは参加型」の一環だとしたらこの人たちは恐ろしいな、と。「12345人で」というフレーズがだぁ〜どらと相当似ているところも好き。「かさばる上着は脱いでこいよ」も痺れる。全部そういうのを捨ててHiHiと冒険したい。「一皮二皮剥いで行こうぜ」なんてこんなセリフ似合いすぎちゃってびっくり。作ちゃんの「集った女子jumping」からの「jump!×4」が楽しすぎてしょうがなかった。そこから瑞稀くん「あーもうもう我慢の限界」可愛すぎて死んじゃう。二番の涼くんの「A to the RS空よ晴れ去れ」の言い方も大好き。「外野の言葉はシカトする!」の猪狩蒼弥様に平伏す。「俺は俺」精神の彼がこれを代々木の地で声高に宣言する姿、やはり猪狩蒼弥は信仰の対象。

 

🔗嵐公式

[https://youtu.be/J0F0e8jd5xk?t=647]

3:Eyes of the future 

HiHi Jetsの新たな代表曲とも言えるこの曲を割と早い段階で持ってきたことにまず驚いた。サマパラでは終盤に使っていた楽曲が序盤に来るのはなかなか面白い構成だな、と。ハイハイ、本当に面白い。この曲はある意味ハイハイの、彼ら5人のもう一つの代名詞とも言えて、披露するたびに姿形を少しずつ変えているので変幻自在な一曲。これからが楽しみだな、と。やっぱり優斗さんの「時は21年この指止まれ」は好きだなと改めて思った。毎年毎年これからここが更新されていくの、よく考えたら見たことないな・・・と感心した。これからも歳を重ねて時を刻む毎に歌詞が更新されていくと思うとワクワクが止まらない。

 

🔗8/18、ハイハイの日に公開された初mv。

@チームラボプラネッツ TOKYO DMM。

HiHi Jets/Eyes of the future 【Official MV】 - YouTube

🔗2020サマパラ

[https://youtu.be/Ox7G8KPU5s0]

 

4:ClapーAーHolics

まさかやるとはね・・・と度肝を抜かされた。これを生で最後に見たのはいつだっただろうか。超絶私的な事情でこの曲は自分の中でめちゃくちゃ思い入れがあるので卒倒しかけた。好きすぎて私も多分ハイハイと一緒に踊れるかもしれない。ローラー履きながらは絶対に無理だけど(笑)スタートが瑞稀くんでめちゃくちゃ男って感じの歌い方で心臓ギュンギュン(語彙力喪失?)。「Yeah〜」で終わるあのカッコいい終わり方もやみつき・・・!この曲がまさかこの時期になってまたセトリ入りするなんて夢のようで一生忘れられないな。

5:FIRE!!

ヴッ・・・!!!!イントロ流れ出した瞬間から早速呼吸困難。この流れはもうなんか本当に思考回路が停止してしまった。これ怒涛すぎてゆっくりと深呼吸する時間すらくれない。天才ジェッツすぎて息を吸い込んだ後吐き方を忘れた。最近やらないからもうやらないのかとテッキリ・・・というタイミングで持ってくるあたり、計算高いハイハイらしいといえばらしい。「俺の流儀〜〜」がいつやっても楽しすぎて涙が出てしまう。声を発せなくて「Fire!!」「Liar!!」を言えないのは死ぬほどウズウズだったけどあの夏のEXが懐かしくなって感情が昂りまくった。そして2年前と変わったところといえば明らかに色気のレベルが違う・・・!成人が3人になってしまったのだからね・・・。何ともいえない気持ち。

 

🔗公式ダンス練習動画

[https://youtu.be/xMUMXzfcbp0]

 

6:Fence:猪狩蒼弥ソロ

今回また新作が登場するのかはたまたカバーをするのかそれとも過去作の進化版なのか?とワクワクしていところに聞き馴染みのありすぎる彼の代名詞とも言えるあのイントロ。会場全体が緑に染まりゆく中段々と露になるシルエット。近隣の猪狩担の反応が五億点満点だったのも記憶に刻まれているが(笑)スーツにお馴染みの拡声器。拡声器・・・!!私の知るところ拡声器が様になっているのはKing Gnuの鬼才常田大希と我らがHiHi Jets猪狩蒼弥のみ。実質Fenceの少クラを除いた有観客での披露は二度目であるにも関わらず、会場の誰もがこのナンバーを知り尽くしている点は冷静に考えたらかなり凄いことなのでは?この世を統べている。銀髪にスーツに治安が悪めな拡声器で花道を突き進む姿は圧巻。満を期して行き着いた「War in Tokyo」の瞬間に天井に向かって高々と突きつけられる緑の光線と会場の中心に向かいながら両腕を広げ天空を眺める支配者ぶりにはひれ伏したくなってしまった。あんなの信仰の対象でしかない。初披露の時は僅か16歳。あの時は背伸びしてイキって大人ぶる感じの思春期少年ならではの反撃というかカッコつけみたいなのがあってそれも物凄く良かったし六本木中を揺らしたのは間違いないが、19歳を迎え他今回は本当に大人の余裕を持て余したような雰囲気を漂わせていて何とも言えない、もうまさに王者のような存在感を放った。アーメン。

7:DON'T WANNA DIE:作間龍斗ソロ

センステに登場。これまでだったら作ちゃんのソロの系統はなんとなく想像がついていたが夏のブラシンのせいで今回全く予想がつかずに迎えた作間龍斗ソロ。これまた作ちゃんっぽいとしか言いようがない。なんでこうもハイハイは皆自分の特性がしっかりと理解できているのだろうか・・・?声質的にこういう楽曲がよく似合う。割と乾いている声だからこそ無機質さを含んだ切なさが表現できているんだな。この声はスッと耳の鼓膜の奥に直接届くからFenceに意識というか神経の髄を掌握されていて朦朧としていたとしても耳に届く。これが作間龍斗のもつ歌声の凄さ。そんでもってとにかく脚の長さが半端じゃない。衣装がとてもよく似合っている。シックな感じ。白シャツに黒のベスト。白黒があんなに映える人いるのかよ。衣装がシンプルだからこそ、彼の色々持っているものがそのまま美しく華麗に引き立つ。もうこれは素材の良さがとてつもない、ということなんだろうな。しかもなんか身長高くて存在感はあり得ないくらいあるのに、どこか儚げな雰囲気を醸し出している。最年少なのになんでこんなに大人な感じなの。凄い。時空の歪みか何かですかね。見る者を引き込んでしまってそしてそれを絶対に離さない力を持っているパフォーマンスで本当に良かった。ダンスも良すぎて、作間担の神経を操っていた、あれは。皆操り人形みたいに彼に吸い込まれていった。直前まで緑に染まっていた空間が哀愁漂う紫に照らされていく様子が脳裏に焼きついて離れない。美しい。本当に美しい。芸術。会場の空気も含めて全部が作間龍斗の世界観に染まった芸術。ついでに何回同じことを言ったら気が済むんだよという感じだが、彼のこの声質は中丸雄一にそっくりなので絶対に中丸くんのソロ曲が似合う。メンカラも同じなのは奇遇だ。特に「Marionation」「アブストラクト」ら辺は本当に親和性が高いのではないかとずっと言い続けているのでこれをやるまで気が済まない。中丸くんが奇しくも猪狩蒼弥を気に入って今回見学に来たということでいつかご縁があることを願う。ちなみに中丸雄一が後輩、ましてやジュニアのライブに見学に出没するなどこの私は驚き飛び跳ねた。そんなの本当に稀の稀の稀。要するに、たった2回の共演でそれだけ猪狩蒼弥という人物が中丸くんを虜にしたということか。Jets、カツンを味方につけろ。先に言っておく。あれがいれば怖いものなしだ。

 

🔗Kis-My-Ft2公式

[https://youtu.be/uNFm-m2jzjU?t=5428]

🔗avex公式Kis-My-Ft2サイトにて試聴可能

[https://avex.jp/kismyft2/music/playlist_play.php?code=bb6c3c3c0cc2a6b7bea8ac1ff314c58441716913]

7:Fake:橋本涼ソロ

ソロがこうも立て続けに来るとは思ってなかったしまた今度はメンステ。真紅に染まるステージに騒めく会場。最初はこの照明システムだと自担か!?!?!?と思っていたが登場したのは橋本のお涼様・・・!しかもよく見たらゴンドラというか出っ張っているステージの部分に真っ白い布が包められている・・・?夏に布とお戯れしていたのは最年少作間龍斗であり、作間担を悉く倒していったのが記憶にまだ新しく信じがたい気もするが今度は「ジャニーズ1セクシーでエロい男を目指す」と堂々宣言した橋本涼さんがお戯れになるようでこれは・・・と思っていたところにイントロで爆死。菊池風磨のソロはもう、あの、本当にね、はい。ふぅーーー(溜息)。まず顔が良すぎて。橋本顔良。色気。橋本担が息を吸ったまま吐けてなくてドッタンバッタンする音があちらこちらから聞こえてきた。気持ちは大いに理解できる。ステージをベッドに見立ててしまったのが殺人級。普通に代々木に死人出た。死人という言い方が一番相応しそう。死人。めっちゃ死人。殺されたとかではなくひとりでに死にゆく死人。代々木は墓地と化した。とにかく朦朧とした様子のままの屍がそこら中に転がっていたというわけだ。あとこれ、キー結構高いのに普通に地声で歌っていて凄すぎる。夏よりさらに歌のスキルアップしてないか??と改めて橋本涼、男の中の男すぎるなと感心。終わった瞬間に各方面から声にならない「ヒッ」が聞こえてきたのも思い出。代々木が橋本涼に抱かれた。

9:虹:井上瑞稀ソロ

バクステに現れた姿がサマパラ2020からワープしてきた井上瑞稀で死亡。髪型までほぼ同じ。あの衣装二度と生で見ることは叶わないんだろうなとか思って諦めていたのに?受験勉強に追われながら毎日見ていたあの衣装のソロステージ・・・生で見ることが叶うとは・・・!全部がフラッシュバック。しかも選曲、虹。正直私的ナンバーワンは「名脇役」だったのだけれども始まってしまえばまぁ当たり前に虹の虜で今も虹の亡霊やらせてもろてますという感じでね、、、。はぁ・・・(語彙力)。無理。なんかもう本当に無理。恋。恋。恋。まず歌詞がダメだしあの歌い方もダメだしなんか全部がダメ。自分がどんな反応していたか全く覚えていないが友達曰く凝固していたらしい。石像?「虹がキレイだよ」「いやお前の方が」のアカペラのところ、会場が震撼した。というかこんな歌詞を瑞稀くんに歌わせたら全私がおかしくなる。私の方がキレイとか言われちゃって。なんか。オーラスなんて外は雨でもしかしてあれ虹架かってた?それでもやっぱり虹より私の方がキレイらしい。(違います)。繊細な歌声に感情の籠った表情、そして歌詞を噛み締めるように吐き出すあの歌い方で私はもう本当になんか死んでしまったというか苦しい気持ちになった。少し緊張しているのも伝わってきて余計に。特にオーラスの日の最後「ありがとう」の「あ」の入り方本当に恋すぎて苦しすぎてしばらく頭から離れなかったし呆然としてしまった。これ以上書いても苦しい、好き、死ぬ、恋みたいな同じことを一生羅列することになるのでここで止めておくことにする。ただ、人って死ぬ時に最期まで五感の中で聴覚が残るというのはよく言われることだが、まさにこれ。ほとんど意識もなくなりぼうっとして夢うつつみたいな状態でも彼のあの優しく切ない甘い歌声が耳の鼓膜の奥底で反芻していた。

 

🔗Apple Music視聴可能

[https://music.apple.com/jp/album/%E8%99%B9/1573381037?i=1573383059]

10:終電を超えて〜Christmas Night:髙橋優斗ソロ

優斗担が好きな髙橋優斗。1ヶ月ほど早いけれど12月の帝劇が今年はないのでちょうど良い感じの季節チョイス。「かわいいぞこのヤロー」的な感じのステージ。フレジュもたくさん引き連れちゃってね。この曲めちゃくちゃ可愛すぎてヤバい。振り付けまでキュートで皆覚えて一緒にやったのも楽しかったな。衣装も白いキラキラで冬だなぁという感じだし華やかなお顔によく似合っていてこれぞ帝劇で0番張ってる我らが人たらし最年長だなぁと。こんなにセンターが似合う人がいるのか?そして王道ソングが本当に似合う。アイドルがやりそうなアイドルソングを平然とやってのける最年長。彼はよく自分は歌もダンスも得意ではないから大変だったとか他の人に比べるとどうしても技術がとか言うけれども、天性のアイドル顔、王道顔、主人公気質、そして人を惹きつける力、これが備わっているのだから当たり前に最強にキラキラ輝けている。途中でメンバーも出てきて可愛くわちゃわちゃしていてこういうところはいつまでも本当に兄弟みたいというか仲良し高校生みたいというかなんというか愛おしい。楽しそうなキラキラJets見たらこちらまで幸せになれるから魔法かもしれない。本当にハイハイってソロ曲の選曲上手すぎるし色んなテイストのソロが味わえるの楽しすぎて何事?普通に自担以外のソロにも興味持てる構成なの、凄いと思う。私結構楽曲とか演出の好みハッキリしているけれど、ハイハイはそんなに曲がタイプじゃなくても演出とやる人込みで見た時にステージとしては絶対に好きだなと思えるから凄い。各々が似合いすぎているせいで全部が良いから好みじゃない曲でも良いなと絶対に思う。彼ら何者?それにしてもこの曲、良すぎて死ぬ。「メリークリスマス〜」、優斗担死んだでしょ。そんな私の心境を説明すると、「メリークリスマス、ねぇ終電超えちゃお、瑞稀くん」と言う感じでゴニョゴニョ。

 

🔗A.B.C-Z公式MV

[https://youtu.be/ybRYh5EZQds]

11:Lucky Man

お帰りなさい、2021SUMMER!!!!夏で見納めかと思っていたこれをぶち込むあたりが私たちをよくわかっているな(笑)エゴサしてる?まさか代々木でこれが聞けるとは。ここで衣装替え。新橋演舞場で少ししかお披露目タイムがなかったのにあり得ないくらい良すぎたメンカラ衣装。瑞稀くんは袖が付いているフード付きのタンクトップ風にアウター。橋本さんは和装系のシルエットに煌びやかな碧い模様。外には青と金を基調とした羽織。猪狩くんはファー付きのジャケットに背中に$を背負って、金のキャップ。作ちゃんは紫の模様の薄手のシャツに紫と金のショートジャケット。そして長い脚が際立つフリル付きのスカート風。ゆうぴは白黒金の王子様の服見たいなロングジャケット。ペンライトの動き最高に揃っていて最高の景色。夏じゃないのにこれに違和感がない。そしてやはり猪狩蒼弥恐るべし。サクラップ完全マスターに加えて猪狩色が着色されていて聞きごごち抜群。何をどうやったらあんなに舌が回るのでしょうか?夏のTDCでは「今世界を手玉にとって転がせ」は普通にサビとして歌詞は特に意識してなかったのに代々木でこれ歌われるとこの同じ歌詞がなぜかスッと耳に飛び込んできた。大き会場に相応しすぎる歌詞、感嘆。「欲しいモノなら全部奪い尽くせ」も痺れた。もう全部奪い尽くせ。意のままに。私からも全てを奪え、みたいな意味わからないことまで考え始めちゃったり。瑞稀くんの「Drive me天命なんて人事を尽くさず勝ち取るのさ」の音程の高低差に死んだ。「命」高いのに「のさ〜」が低くてめちゃくちゃ男だ・・・となった。余談だが嵐を通ったバリバリの嵐担の友達が「KP〜!」をずっと「ケンティー!」(セクゾ担)にしか聞こえないと言い出してから私もそれにしか聞こえない病気に苦しんでいる。あと後半の「Oh〜〜oh〜!」の瑞稀くんのパート死ぬほど良い。多分ここ井上担くらいしか注目して聞くことないと思うけれども。

 

🔗公式

Lucky Man - YouTube

 

12:ウィークエンダー

イントロの瞬間死亡死亡死亡死亡。元山田担の私本当に死亡。2019まで山田担もやっていたのでこの曲は青春。懐かしい曲ってこういうこと?と思い当たりクリエ2018再来!と普通はなるのだがあの当時の数ヶ月間私は私生活が多忙なことに加えてモチベがどうのこうので結局入らずに終わったのでその後悔やみに悔やみに悔やみ散らかしたが、時は戻せない。だからこうやって生で5人のウィークエンダーを聞ける日を待ちに待ちに待ちに待ってきた。遂に来た。人はこういう時凝固する(石像再来)、これもまぁ束の間。すぐに正気を取り戻し本能的に踊り出す。そして想像以上に踊れている人が多くて皆同志かなとちょっと笑いそうになってしまった(笑)H・A・Fって結構皆色々通って来ているオタクのプロの集いかもしれないな。さてまずもちろん最初の山田パートは瑞稀くんだしさすがは強火山田担。私はこれは確実に最後のやつも瑞稀くんだと思ってもうそれはそれは心拍数を上げながら待機していたのだけれども、まぁ当たり前に瑞稀くんだったので無事に死亡。オーラスまで囁きバージョンを公開しないのも焦らしが好きな瑞稀くんらしい。焦らされることの多い井上担。センステで楽しそうなウィークエンダーJetsを見ることができて成仏。わちゃわちゃしている姿に悶絶して悶絶死している人沢山いたな。これが映像になると思うと居ても立ってもいられないし本当に迅速に今すぐに発売して欲しい。暫くは土曜日の夜を迎える度にこれを思い出してハイビート胸騒ぎな生活を送る羽目になりそう。

13:T.W.L

関ジャニの曲ってなんでこんなに楽しい曲ばっかりなのか?これ、クレヨンしんちゃんのOP曲でしかもゆずの北川さんが作詞作曲。セトリに入れるハイハイ天才すぎ。「前世今世来世いいゼ人生」、まさにそれ。HiHi Jetsと出会えて共に同じ時を刻むことができていてそれだけてもう人生いいゼ!「巡り巡って僕らまた『あっ』て」、前世も来世もきっと瑞稀くんに出会っていて好きになっていて巡り合っていると思う。「千年万年そうね因縁かもね」って本当にその通りかもなぁ。「アイ!アイ!アイアイアイ!」が楽しすぎて無理。何これ。声出してやりたいと心から思った。ラスサビ前の瑞稀くんのソロパートで瑞稀くんにちょっかい出しまくるJets!!可愛い!!楽しい!!ほんっと瑞稀くんのこと皆好きすぎるじゃんか!!「応援マイクロフォンから君に向かい唄ってるんだぜ 届いてくれたらなぁ・・・」だって、届いていますとも。この曲全然知らなかったけどこの五騎当千からどハマりしてしまった。ハイハイはこういう曲すっごく似合うなぁと実感。日常の嫌なこと全部吹っ飛ばしてくれた。ありがとう。

14:Make You Wonder

この曲もしかして定番ソングになりつつある?少年たちでも新衣装と共に披露したし少クラでも数回に渡って披露したし夏には遂に5人バージョンを生で見れたし・・・。やっぱり最初の瑞稀くんのフェイクが好きすぎてそこから先に進めない。何回聞いても「Take you to the top」は痺れるし体に電流が走る。頂上まで連れて行ってくれ、という気持ちになる。はしさく担は「Baby let’s go」できっと死ぬんだろうなと勝手に決めつけている。そして私はやはり最後のダンスの振り付けからの猪狩さんの「Oh yeah〜」というスーパーハイトーンに「I make you wonder」で締め括られる終盤が好きすぎてそこの亡霊。夏はこの曲を最後の挨拶の手前に持ってきてひと段落という構成だったが、今回もこれが前半のラスト。バクステで前半を終わらせるのはなかなか斬新な構成。ゆっくりローラーで会場を見渡しながらメンステに戻っていくところでしきりに「上の方も見えてるからね本当に」と口にしてニコニコ上を見る橋本涼さん、2階スタンドの人々も置いていかない精神。優男の塊。ここで自由にクロスして言葉を発するジェッツ、自由人すぎ(笑)

 

🔗2021サマパラ

[https://youtu.be/w6-OtiJgoKk]

 

15:だぁ〜くねすどらごん

メンステ。この曲は声が出せなくてもやっぱり外せない。衣装は少年たちメンカラ衣装の上着なしバージョン。あの衣装汎用性高すぎる。全然違う衣装になる。凄い。雰囲気ガラッと変わる。ステージ構成的にはメンカラごとに分かれたフレジュを引き連れて幟まであって賑わっしょいで可愛かった。何よりも作ちゃん、幟がありえないミニチュアサイズで結局オーラスまでそのままで死んだ。しかもハイハイ一の高身長に一番小さい幟ってセンス良すぎジェッツ。作ちゃん愛されているね、となったステージ。できることならあの幟、グッズとしてスリーサイズ展開でセットにして売ってくれないかな。私も欲しい。心から切実に。これで本人不在の誕生日会とかやりたいし何ならもう自宅の机の飾って常に応援したい。いや、逆に瑞稀くんの存在に応援されているのは私か、笑。

 

🔗従来の歌詞バージョンはこちら。(後に作間くんの部分はここから変更有)

HiHi Jets「HiHi Jets 紹介ラップ」(「夏祭り!裸の少年」in EX THEATER ROPPONGI) - YouTube

 

16:Beast

・・・。言葉を失った。この曲ももうお別れかもしれないとか勝手に思っていたのに・・・!多分会場内で同じように衝撃を受けた人が一定数いた。間奏の瑞稀くんのダンスがもう大好きなので今度こそ見納めかもしれないと思いながら目に焼き付けた。「喰うか喰われるかのFight」の瑞稀くんももちろん見逃せないので瞳孔を最大限にかっ開いて目に焼き付けた。「抑圧された世界を変えてやるTonight」カッコ良すぎてもう全部変えてくれその手でその足で。邪魔なものは全部ぶち壊して世界を変えろ、HiHi Jets。そもそも冷静に一旦振り返ると、これ披露した当初なんか高校生が4人もいたのに今回はもう高校生が誰もいないとか時は金なりとはこのことか、と思い知った。だからこそ当時とは全く違った雰囲気のパフォーマンスになっていて完成度も高まったように感じた。これは毎回見たいくらい好きなナンバーだけどこうやって焦らして焦らしてやられるのも悪くないな(急にドM気質?)。

 

🔗ダンス練習動画

[https://youtu.be/TvqZ6pmFJac]

 

17:baby gone

皆大好きベビゴン〜!!考える前に体が動くので今回もしっかり足踏みまでするのはお馴染み。衣装がサマパラの新衣装の黄色いやつ。瑞稀くんベレー帽なし。ローラーもベビゴン仕様に電飾付いた。というか衣装どんどん出しすぎてて持ってる衣装把握できない。この曲については夏に結構書いたのであまりごちゃごちゃ書くようなこともない気がするが、絶対に書き残しておきたいのは自担の「苦しくたって〜」のところの表情と音ハメからの優斗さんの「人混みを掻き分けてく〜」からサビに繋がるところは一生好きで堪らない。それから橋本涼さんの「照れないでbaby」と「もう恋に落ちている」は殺傷能力に長けすぎいる。ラスサビの瑞稀くんのハモリもそっちばかりに耳をとられるので実はあまりメインのメロディーラインは聞いたことがないという井上担なので円盤が出たら頑張ってそっちも聞きたい。どうしても耳がつられてハモリに気を取られる。それにしても歌詞、本当に切ない。苦しい。

 

🔗3年前のbaby gone

HiHi Jets「baby gone」(「夏祭り!裸の少年」 in EX THEATER ROPPONGI) - YouTube

🔗2021サマパラ

[https://youtu.be/Jwi2Wn4xxNU?t=114]

 

18:Fight back

遂にこの曲が降臨。幻のオリ曲とまで囁かれたこともあったがどうやら幻ではなく現実のようだった。これの5人版を生で聞けることが夢みたいだった。初めて聞いたのは帝国劇場での3人バージョンだったからいつか5人版も聞きたいなと思っていたところに少クラで披露があって、でも生では披露することはないのかもしれないなとなんとなく勝手に思っていたので嬉しくて泣きそうになった。最初から絶対何かに使うだろうなと思っていた謎のシャンデリアみたいなオブジェが降臨して来たときは驚愕した。スト担なのであの横アリのセンステに降り立つゴンドラとばかり思っていたので、ふ〜ん、やっぱそれか〜とか呑気に勝手に感心していたら想像の斜め上を行かれた。センステに降臨しても誰も乗り込む気配すらないからなんだなんだと思っていたら光る鉄棒みたいになって腰抜け。しかもローラー×鉄棒。(鉄棒という表現が正しいかどうかは分からないし多分不正確)。電飾機能付きの鉄棒の方が正確。彼ら、電飾が似合う。お馴染みになってきた?少クラでは確かダンス曲として披露されていたのでオリジナルのローラーに戻って驚いた。見ていてヒヤヒヤするようなパフォーマンスを繰り広げられ、私のその心配はもはや杞憂だったのだが、圧巻すぎた。鉄棒も回るし自分達も回るしとにかく回る。しかも逆上がりとかしてた。ローラーなんて絶対に重いのに華麗に逆上がり。相当練習したんだろうなと見て感じ取れたしあれを涼しい顔してやってのけていたジェッツ、怖すぎるしスペック高すぎるしまずそもそもあんな演出初めてみたし思いつくところから賞賛に値する。それに曲の始まり方最高に好き。良すぎる。引き込まれすぎて言葉を失っていた。釘付けになるとはこのことか、と頭の片隅のどこかで微かにそんなことを思った。

 

🔗公式ダンス練習動画

[https://youtu.be/xMUMXzfcbp0]

 

19:Can do! Can go!

ここからはV6メドレー。フレッシュジュニアを引き連れるとなるとやはりこの曲は外せないようでしっかり組み込んであった。もうこれ、ジュニア担なら耳に染み付いてる定番曲だなぁとか思ったけれどよく考えたら生で聞いたのは8.8以来だったなぁ・・・としみじみ。でも一つ言えるのは5人が主導のCdCgはこれが初。そう思うとこの3年間、本当にあっという間にここまで登り詰めたなとじ〜んとしてしまって涙腺が少々危ない感じになった。耐えたけれども。そしてV6兄さんの曲は本当に長らく愛され続けて誰もが知っているような名曲ばかりだったなぁと。このメドレーを考えついたのが誰か分からないけれども、先輩に対してこうやってある種の形で敬意を払えるこの5人が誇らしいな、と思った。

20:愛なんだ

代々木全体がわちゃわちゃだし行ったり来たりでもうお祭り大騒ぎ状態。Jetsついさっきまであんなイカしたクールなナンバーやってたのに別人格出てきた?というくらいフレジュに紛れ込んで童心にかえってはしゃいでいて、Jetsのスペックの高さというか振り幅の広さに感心してしまった。この話多分通算500回目くらい。節々でそう感じさせてくる。それにしてもこうやって後輩グループを好きなオタクを前にしても知られている曲がこんなにも沢山あるV6兄さん本当に凄い。V6がデビューした時なんてHiHiのメンバーは誰もこの世に生まれ落ちていないのに、今こうやって後輩としてそんな先輩の曲を代々木の地で受け継いで歌っているという事実がエモい。エモいという言葉って時には怠惰な言葉になるけれど、この現象にはエモいという言葉が一番ピッタリだと思う。この曲を本当に楽しそうに歌うHiHiを見て愛くるしい感情を抱いた。これが愛なんだ。

 

🔗V6公式MV

[https://youtu.be/XJZMGOW6SS0]

 

21:MUSIC FOR THE PEOPLE

来た。無理。元々この曲結構好きだったのだがハイハイバージョンをNEOでやられてからこれに取り憑かれたように繰り返し動画を見返してという亡霊生活を送って来たわけだが遂に生で、と思うとなんか今死んでも良いかもしれないみたいな感情が湧いてきた。絶対に死ぬわけにはいかないのにオタクってすぐに「もう死んでもいい」とか口走る。メンステに集結してさっきまでのわちゃわちゃから豹変してイントロからイカし散らかしている姿が脳裏にこびり付いて今日もそれが脳内再生されている。ローラーとステージの摩擦の音が聞こえてきて夏にも同じこと言ったか言ってないか記憶が曖昧だが、この音で全身に電撃が走るしもう脳天にぶっ刺さるし一種の薬物みたいな感覚に囚われるのは私だけだろうか。この摩擦音は私にはハイハイの鼓動というか生命というかそういった類の象徴として耳に飛び込んでくる。今回、映像で見てきたパフォーマンスと同じ振り付けだっが、更に進化していて仰天した。この振り付け、最初の動線から既に優勝している。音に合わせて滑り出していく姿、見ているこっちが快感に包まれる。そして瑞稀くんのスピン。本当に半径小さくなって軸がぶれなくなっているし、速さも落ちない。したがって回転数も格段に増えている。そしてイントロが一瞬止まる瞬間に合わせて全員がセンタリングされ堂々とセンターに構えて両腕を広げる猪狩蒼弥。カッコ良すぎて呼吸を忘れそうになる。死ぬわけにいかないから呼吸するけれども。そこからまたイントロに入ってステップ。ここの摩擦音がもう堪らん!!!という感じで五感を最大限に活用。あのステップ好きすぎて死ぬ。そう、この音楽こそfor us、for the people、彼らの音楽は常に誰かの為にある。

 

🔗V6公式MV

[https://youtu.be/8oQJmlHL37k]

 

22:WAになって踊ろう

また一転。楽しい雰囲気に。フレジュと一緒にWAになってグルグル〜〜可愛いし微笑ましい。ニコニコ楽しそうにしている姿、最高。それになんかこれは私の時間感覚のバグりなのは重々承知してはいるのだが、つい何年か前まで今のフレジュポジションとして特にはしみずは可愛がられて同じようなことしていた弟分だったし本当につい最近まで当時の東京B少年と一緒に可愛いね〜と治安悪目な兄組たちにヨシヨシされていた人たちが、今度はこうやって歳下の子達のヨシヨシしてお兄ちゃんやってる姿を見て感無量。場違いかもしれないけどそれで感動した。このフレジュもきっとあっという間にそうやってお兄さんジュニアになっていくんだなぁとしみじみ思った。

 

🔗V6公式MV

[https://youtu.be/opLn4jXZDzM]

 

23:WANNA BEEEE!!!

ここからフレジュコーナー。ハイハイ、優しい。フレジュの出番めちゃくちゃ多い。オマケに名前紹介までしてくれる。というかそもそもジュニアなのにバックにジュニアつける!?!?デビュー組か!?と一瞬思った。よく考えたらこんなのストでもなかったと思う。そして選曲も良い。振り付けは猪狩蒼弥。歳下組の振り付けまで担当する19歳、怖い。この曲皆絶対好き。会場もちゃんとフレジュにキャハキャハして保護者かな?大量発生。こうやって名前知られていくんだなぁ、と。私は蒼龍ラインなのではしみずともほぼ同世代みたいな世代だけれども、思えばきっとはしみずのあの頃もお姉様方はこういう感情で彼らを見ていたのかもなぁとか思ってしまったり、色々感慨深くなった。誰がどこに出ていたとか正直そこまで覚えていないが、今回の代々木で注目だったのはやっぱり田仲陽成くん、三村航輝くん、佐久間玲駈くん、阿達慶くん、大東立樹くんら辺かなと。

24:Hapiness

今度はセンステ辺りで。ひたすらに可愛いね。フレッシュジュニア担の人たちが必死にうちわをリズムに合わせてふっている光景、これ絶対見たことあるなとか思ったら普通にデビュー組でよく見る光景だった。まさかジュニアの現場でこんなのが見れるとはな、と感心。この曲といえば蒼龍世代にとっては小学校の運動会とかでアホほど流れていたな。

 

🔗嵐公式

[https://youtu.be/J0F0e8jd5xk?t=1000]

 

25:シンデレラガール

センステで突如開催された大東立樹くんのソロコンサート。しかも一番と間奏までしっかりとある。初日はWOWOW!?!?!?という反応が多かったのに二日目になると皆もはやそれを楽しみにしてしっかり待ち構えてしまっていた。なんとまぁ綺麗なお顔。それにピンで髪を留めていて中性的な雰囲気。しかもシンデレラガールって本家でも出だし狂いがちなのに(貶しているわけではなく難しい曲だということを言いたい。それに元平野担なのでdisる気持ちは皆無)、狂いなく音程までしっかり取れていてカリスマ性を感じた。ジャニアイが発表されてポスターに堂々と一人で載っていた大東立樹とは誰だ?とか思っていたけれど、これは相当見込みがありそうだな、と一人で勝手に感心した。そしてシンデレラガールもなぜか皆踊れている。私も例外じゃなくきちんと体が動く。オタクって本当に凄い。そして大東くんも凄い。気付いたら会場中が虜になっていた。今日は大東くんのソロコンに来たんだっけ?と錯覚するほどには。これ、もしかして一騎当千ってこと?小耳に挟んだ話だと、彼の尊敬する先輩は京本大我らしい。自担。嬉しい、、、。ジャニアイでも注目されること間違いなしの大東くん。

 

🔗シンデレラガール公式MV

[https://youtu.be/Hx9iZZCrQeE]

 

26:$10

声にならない悲鳴が会場を轟かせた。あれはオタク側の気迫というか「気」というかそういうもののまとまった動きが会場を揺るがした。紛れもなくこういう時のオタクって恐ろしいほどの団結力を秘めている。まさにそろそろ流石に禁断症状が激しくなっていたところにこのヤクを投与されて命拾いした。ヴッ・・・!!!!ハイハイ、本当に分かっているな、エゴサマシーンかもしれない。サマパラが終わってしまってからというもの、SNSで毎日念仏のように「テンダラー」を呟き続ける人続出していたな。かくいう私も勿論その一人だったが(笑)この曲は多分ヤク。一度摂取してしまうとやめられなくて禁断症状が見られるようで、、、。あまりの欲しさに振り付けまで身に付けてしまうオタク達、面白すぎる。他人事みたいに語っているが全然私自身も含まれる。「C〜テンダラ〜」、ここ本当にやみつきすぎる。もう幻聴とかで「Oh, lady」とか聞こえて来そうというか聞こえてくる。何度でも言いたいのはやっぱり橋本涼さん「どうして愛はお金がかかるんだろう〜」、死ぬ。歌割りまで天才すぎて二の句がつげない。無理。それにどうやら猪狩蒼弥さんはこの$を相当お気に召されたようでサマパラの瑞稀くんのプリプリのサインに途中から「S」と見立てて出現し始め、遂には少年たちのあの新衣装の背中にもバッチリと縫い込んであった。と考えるとこれは猪狩さん提案なのか?ちなみに衣装はサマパラの時と全く同じマフィア衣装。

 

27:Be COOL

これヤバい。ヤクの種類増えた。中毒。しかも$10の後に持ってくるの狙いすぎている。見事にやられた。とか思ったところだが、後々よく思い出してみると懐かしい一曲だった。もはや記憶の片隅に追いやられていて今しがた思い出したような具合だが。まだ作ちゃんがHiHi Jetsにいなかった頃にまで遡る。2016-2017のジャニアイで「universal boys」があったのを覚えているだろうか?そもそもそのくらいの時期といえば蒼弥さんなんて私と同い歳なので中2とかいう年齢でこんな曲をやっていたとか思うとWOWOWという気持ちになる。私自身はと言えばこの時期の本命は山田涼介様だったわけで学業優先みたいな生活に何とかライブをぶち込むみたいなハード生活を送っていてもちろんジャニアイなんて行ける訳もなくという感じだったので少クラでしか見たことがないが・・・。というか少年隊の曲がサマになっているJets、何者?大人の色気がモロ溢れ出すってやつ。本当にこのナンバー脳裏にこびりついて離れてくれないようで今日も死亡している。あのイントロがまず好きすぎて死ぬ。合わせて両手を突き出す振り付けも好き。そこから指パッチン音。カツンのオタクなので裏打ちよくする癖で全然この指パッチンの裏打ちリズムに合わせてペンライト打ってしまった。これドドドドド好みすぎた。これまた多分ほぼ確で猪狩蒼弥さんの選曲だと思われる。伝記で解説してくれていたが彼、本当にハイハイにいてくれて有り難い。猪狩蒼弥のいないハイハイとか想像できないししたくもないし他軍にいるかもしれない世界線がもしかしたらこの世に存在していたかもとか思うと身震いと悪寒がするし怖すぎて夜も眠れない。とにかくこれ、映像に残ることが有り難い。瑞稀くんが私の知らない顔をしててどこでそんな顔と動きを覚えたのか知らないけれどなんかもう直視できなくて硬直したまま指と指の隙間から覗き見まがいなことしてしまった。あまりにもヤバくてなんか目眩がしてクラクラしたし心臓の鼓動が確実に早まって寿命縮んだし、恍惚とさせられていてある種の快楽みたいな世界に誘われたような感覚に苛まれた。あれは一種の異世界空間だったのかもしれないし何かの魔術にかけられてしまっていたのではないかと疑いたくなるくらいには惹かれて取り込まれてしまっていたという自覚はある。

28:情熱ジャンボリー

逆にこれがサマパラでセトリ落ちした時は驚いた。爆丸のタイアップ曲として出されて以降基本的にセトリに絶対入っていた常連だったからサマパラのセトリにないと分かった時はなかなか驚いたのを覚えている。2021夏はある意味であの斬新なセトリが売りだったなと今になって思う。見事にあのセトリの虜になってしまったわけだが・・・。この曲は私にとってかなり思い入れがある曲だが、今回はこれまでと違ってローラーで駆け回っていたのでそれも斬新な姿だなぁと感じた。記憶上だと大体これは普通の足で地上に降り立っている時にやっているからローラー姿、しかも踊るだけじゃなくて駆け回っている姿を目にするのは初かもしれない。何より本当に可愛い曲だし元気付けられる。ヒーローだなと心の底から感じてしまった。個人的に好きなところは瑞稀くんの「今日は何色に輝く」というパートと優斗さん「夢を叶える準備運動」のところではしみずの輪の中に入っていくという振り付け。ここ、はしみず信者にとっては見逃せない。誰がセンターに立ってどんな立ち位置構成だろうと違和感のないくらい一人ひとりがハイスペの極みみたいな魅力しかないハイハイだが、やっぱり一番好きなフォーメーションはセンターに最年長髙橋優斗、同じ年の1日違いで生まれ、同じ年に入所して以来ほとんどの期間を共に過ごしてきたもはや必然の二人みたいな井上瑞稀橋本涼のはしみずコンビのシンメ、そして、同じ年の同じ月(ピッタリ10日違い)に生まれたいがさくこと蒼龍コンビのシンメ、この並びがやっぱり大好きなので、このシンメの間にゆうぴが入る構図は大好物でしかないのだ。

 

🔗Hi美合同TDC初披露

[https://youtu.be/AsTbulk4JFw]

 

29:Complete

これまた幻のオリ曲5人初披露(生で)。これも帝国劇場で3人版しか見たことないから感無量。2年越しにここに持ってくるとは。これこそ少クラですら全く披露することもなくここまでやってきた本物の幻かもしれないとか誰しもが思っていただろう。イントロで2019年が色々走馬灯のようにフラッシュバックして涙が出そうになった。彼らって色々なことをこの若さで経験してある意味私とはかけ離れたような世界に住んでいて、でも中身はちゃんと等身大だから私が知り得ないくらいに踠き苦しみ葛藤し、困難な局面に向き合わなくてはならなかったり、岐路に選択に迫られたり、本当に色んなことを経験してきたと思う。でも彼らってそのことを絶対に無かったことにはしないし、過去は過去、今は今ってちゃんと区別して記憶を刻んでいて、そして未来を見据えて全部を受け止めて自分の中に留めてその上で今この瞬間というものに縋り付いて必死になっているんだなって考えちゃって、そんな彼らのことが愛おしくて堪らなくなってしまったし、私も彼らの刻んだ記憶を少しでも知りたい、体験したい、共有したい、と強く思った。ここで改めてHiHI Jets持ち曲多すぎてびっくり仰天。これ良い曲すぎる。ハイハイが持ってるバラード曲にハズレがなさすぎて全部が良すぎる。そしてこういう曲が来たということは終盤なんだなぁとしみじみ感じて淋しくなってしまう。メンステでスタンドマイクに向かって汗を流しながらも心を込めて歌う姿に心がギューっとなったし、胸にくるものがあった。それに全員歌が物凄く上手くなっていてバラードも美しく歌えることに胸を打たれた。completeは「完璧な」「完全な」「完成した」という意味だが、これをこの代々木公演の終盤に持ってくる、というのにはどんな意味が隠されているのだろうか。伝説ってその個体の物質的な存在が消え果ててもなお語り継がれるもののことで、そのもの自体がこの世に存在する時点では完全に伝説の完成形は出来上がるとは言えないと私は解釈していて、だからこの曲は、今はまだ不完全でバラバラな伝説のピース、欠片をこうして一つひとつ着実にかき集めて拾い集めて組み合わせていき、白紙に描いていく、これが私とHiHi Jetsが一緒にこれまでやってきてそしてこれからやっていくことなのかな、と思った。人それぞれこの曲に対する解釈は違うだろうし、彼らの真のメッセージは明かされない限りは知り得ないけれど、明かさないということは好きに解釈していいよということだと受け止めてこんな感じの解釈に辿り着いた。

30:FRONTLINE

しっとりと泣かせに来た後にこんなのが待っているとかできれば事前告知をしてくれ。フレジュがHiHI Jetsと記された旗を回しながら壮大なBGMと共にパフォーマンス。一体何が起こるのかドキドキしながら待つ。意外とこれが長い。楽しいことって一瞬だけど焦らされるのは長く感じる。そして遂にスクリーンに大きくFRONTLINEという文字と共に新衣装を身に纏ったJetsが登場。これ、何?これから戦いに行くのかな?武装といったほうがいい。衣装死ぬ。白金。良すぎる。似合いすぎる。瑞稀くんには安定にまた手袋。しかも必ず手袋の型も毎回違ってこだわりを感じる。しかもよく見ると首に新しいチョーカー。衣装さん本当によく分かっていらっしゃる。襟元から肩にかけてはファー付き。ジャケットは丈が短め。橋本さんにはハット。もうお決まりスタイルになって来ている?猪狩さんのキャップも然り。そして5人全員どこかしらにお揃いの真っ白いファー付き。HiHiの衣装は本当に5人バラバラのデザインなのに色とベースのテーマがしっかりしているから全体で見た時の統一感凄い。でも一人ひとり見てみるとびっくりするほど違っていてそれが個々に一番似合う形で作られているから一人ひとりが引き立っていて全員が輝く。最高。そしてこの楽曲、スト担及びカツン担をやって来ている私にとってうってつけどストライクみたいな曲。好きすぎてこれの亡霊。ありえないくらいに好きで死ぬ。これしか言えないくらい好き。曲調のヘビーな感じもイントロもダンスも演出も。火炎特攻放射なんて私の大好物なのでありえないくらい興奮してしまった。猪狩さんのラップ調のパートの声も親和性高くて良すぎるし瑞稀くんのソロパートはカメラチェックを入念に行ったのか、どの角度から切り取っても歌い方、顔の表情、仕草、全部が完璧に計算し尽くされた状態でお届けして来ていて、井上担無事に即死。目が足りない。これローラーで踊っているとは思えないほどのダンスだった。特に「ララララッタッタァ〜」のところの体の動き。痺れた。それにこのメロディ、中毒性ありすぎてあの後暫く皆このパートに脳みそが侵されていたようで。ちなみに曲名は「最前線」を意味している。有言実行カッコいい。歌詞にも「五に拘るのは大前提」「限界最前線突き進め」とあって痺れた。体を駆け巡る電流。快感。これももしかしてヤク?今回ヤクを一度に何種類も大量に投与されすぎて禁断症状の悪化がありそうで怖い。武装とかさっき言ったような気がするが、衣装だけでなく曲も歌詞も熱量も引っくるめて全部が武装。これはこの世に対する戦闘態勢なんだと思う。言葉にうまくできないがこれは世界、この世、全てに対する勝利宣言。これは少クラでやって欲しい。

31:HiHi Jets

FRNOTLINEとの間に最後の挨拶があったがここはまた別で書かないと思うことがありすぎて埒が明かないので一旦割愛。号泣している人もいる中でゆぴさん、重い表情で大真面目に真剣に「次が最後の曲になります。最後に・・・」一転、突然満面の笑みで元気に「HiHi Jets !!!!」と叫び、ハイハイのメンバーも皆「してやったぜ」とニヤニヤ。やられたぁ!!見事にやられた。こういうところ、本当に予想を超えて想像の斜め上をついてくる破天荒Jets。恐ろしい。本編がグループ名そのままの曲で始まって同じ曲で終わる、これ、ありそうで実はない。同じ曲で始まって同じ曲で終わるなんて斬新。本当に面白い男達だ。大好きでしかない。とはいえ挨拶でやられた涙腺の崩壊によって引き起こされた大洪水、全然そんなすぐに堰き止められるわけなくない?ということでみんな笑いながらも泣いていてそれでコールで今や声が出せない心のコールなのに、普通に幻聴なのはわかっているのに、耳に「HiHi Jets〜」が何度も何度もこだまして彼らの名を呼ぶ声で代々木中が包まれたような感覚に囚われた。あの現象に名前をつけたい

 

🔗ダンス練習動画

[https://youtu.be/AhAGnlASlhs]

 

32:ZENSHIN

サマパラではめちゃくちゃに頭の良すぎるアンコールの登場の仕方をしていたが今回こんな広い会場で一体どうするのか?とワクワクしていたら、本編終了と共に間髪いれずにフレジュが登場してショートコント。そしてこれまたお久しぶりの一曲。衣装は白金の新衣装のジャケットなし。これでいかつさがだいぶ消えた。武装解除的な?脱ぐとこれまた全然違って凄い。橋本さんなんて袖が黒いレースになっていてヤバい。亀梨担的にこれはヤバい。そこに白いベストタイプで裾の長い羽織。瑞稀くんはTシャツっぽい生地のタンクトップ。あ、腰にファーみたいなの垂らしていたかも。ユピは下半身に何層にも折り重なった布。作ちゃんは橋本さんに似ていたけれどシースルーではない黒。猪狩くんはキャップしたままでゴールドのネックレスかなり目立つ。可愛いJetsが沢山見れた。振り付けも簡単でやっぱりモットーは参加型。野郎組懐かしい。これをアンコールに持ってくるのか〜〜〜!!!良い終わり方だな。元気がもらえるし楽しいし明るいし楽しいし!!!!やっぱり笑ってる女の子が素敵って思うんでしょ?だから最後に笑顔になれるようにこれなんだよね〜?好き!♡(拡大解釈すぎ)

 

🔗ダンス練習動画

[https://youtu.be/g2Ab5EuY6MM]

 

HiHi Jetssとして単独での初アリーナライブ2日間4公演、五騎当千。まさに5人で千人、いや、万人を圧倒させることができる伝説の戦士達。その勇士を目の当たりにして、嗚呼、これが伝説となりゆく者達なのか、と震撼した。

獅子奮迅たる快進撃で魅せた夏に引き続き、最前線を最速で駆け抜けた秋。この快進撃は止まることなどない。不撓不屈の伝説の戦士、HiHi Jetsよ、固い決意を胸に抱き、ド派手に、破竹之勢の如く、最速で伝説道を爆走し続けろ。

 

  伝説の一頁が新たに刻まれた。

    そして、また新たな白紙に伝説が刻まれる。

 

     We're gonna be a Legend.

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夏ノ理想郷二〇ニ一

夏が来たァ〜‼️☀️🐳💞・・・・・・・・・・・・・・・懐かしい・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・アレから丸2年を経て、2021年、再びの、夏が来たァ〜‼️☀️🐳💞

 

HiHi Jetsにとって実に2年ぶりの有観客ライブ。そして、なんと今年は遂に夏の戦場の都が六本木から水道橋に遷都。戦場、というのも、私達のような人種はよく「参戦」と言っている故。(2021.08.21らじらーにて猪狩蒼弥さんも言及)

 

とは言いつつもコロナウイルスの感染拡大は甚だしく、情勢は不安定である。そのため、従来のような有声ではなく、苦渋の無声ライブとなった。そして、私自身も感染拡大状況を鑑みて現場数(参戦数)は抑制したため、自分が五感で記憶している限りでの記録となることは御了承の程願いたい。

 

さて、そんな情勢下でも無声というハンデを逆手にとって完璧なシナリオを創り上げてしまうHiHi Jets、恐るべし。イレギュラーすら我が物にする。これがHiHi Jetsの戦闘スタイル。

早速そんなHiHi JetsのSummer Paradise 2021を振り返っていくとしよう。

 

 

ここで一つ。

Paradise=楽園/天国。通例訳するとこのように和訳することが出来る。しかし天国には別の訳を立てることが一般的であり、普遍的な訳はHeavenというのは既知だろう。そうするとParadiseの本質が見えてくる。Paradiseは元々、アダムとイブが暮らしていた「エデンの園」をさす。(エデンの園は『旧約聖書』「創世記」2〜3章)。エデンの園は通常、理想郷とされている。つまり、Summer Paradiseとは夏の理想郷を表していると解釈できる。

 

 

HiHi Jetsは一体この夏、どんな理想郷を私達に魅せたのか。

 

彼らの理想郷を体現したものと言えば、セトリ。このセトリを解明することが彼らの理想郷を理解するための鍵である。

今回は、これまでにライブで披露、カバーしたことある先輩の曲は一切使わないという制限を設けてのセットリスト。HiHi Jetsは多分、いや絶対に天才。セトリの時点で勝ち戦。

 

☀️Summer Paradise 2021 Setlist🌊

OP

だぁくねすどらごん

$10(SMAP)
Lucky Man(嵐)
青にDIVE
One and Only(木村拓哉):橋本涼ソロ
FORM(北山宏光):髙橋優斗ソロ
Summer Breeze(Kis-My-Ft2
Instrument music
MANTRA(Hey!Say!JUMP)
baby gone

 

MC


無邪気な時間は過ぎやすく(中島健人佐藤勝利菊池風磨)/らいおんハート(SMAP)/ドラゴンフライ:日替わり
High Beat
りあらぶ(Kis-My-Ft2
Black Cinderella(中島健人):作間龍斗ソロ
ペットショップラブモーション(知念侑李・中島裕翔・高木雄也・伊野尾慧)
Prince Princess(Mr.Prince):井上瑞稀ソロ
Klaxon:猪狩蒼弥ソロ

ローラーパフォーマンス(BGM:Make You Wonder Instrument ver.)
Make You Wonder
HiHi Jets

最後の挨拶(BGM:HiHi Jets to the moon)


駆ける
ED

 

EC
Telephone(SixTONES
Eyes of the future

 

1:だぁ〜くねすどらごん

伝説の戦士HiHi Jetsご登場は上から降臨。登場の瞬間はやはりいつでもボルテージ最高潮。どこから出てくるのかワクワクするのが、楽しい。登場衣装はキラキラ白衣装にメンカラ。会場のどこにいても明確に誰がどこにいるのかが分かる。実はこの衣装Hey!Say!JUMPが昔着ていたことのあるお下がりだ。見た瞬間にそれを悟った元山田担、死亡。あの衣装にメンカラアレンジ等が加わったアレンジ版。ところで橋本のお涼様にハットをお被せになった方、どなた?全橋本担の悲鳴にならない悲鳴がもはや視覚化された。ゴンドラに横一列に並んで降臨する五人の姿は衣装も相まって、キラキラ眩しい王子様、ザ・王道アイドル。

元々このナンバーはHiHiのお家芸「俺らのライブは参加型」常連にも関わらず、今回は声が出せないという双方にとってもなんとも酷な障壁が立ちはだかる中、なんと我々の神、言うなれば信仰の対象、猪狩蒼弥様は声を出さなくても成立するように全歌詞をリニューアル。初手から切り札とはこのことか。

本当ならば、新歌詞を掲載したいところではあるが、有料コンテンツならではの特権という文言付きで伝記で公開してくれた猪狩蒼弥さんの意図を汲み取って、こちらへの掲載は控えておこう。

各々の公演替わりのセリフが醍醐味。アイドルみたいな日もあれば、誰かのセリフを乗っ取る時もあれば、など気分で様々なようだ。そして今年、Jets内ではどうやら二次元作品が相当流行しているご様子で。ついでに一言申し上げておくと、こちらは一切「ひよってねぇからな!!」どうやら流行りにもしっかりと乗るタイプと見受けられ・・・(何しろjk代表、井上瑞稀帝王がいるもので)(かなりの語弊)

🔗従来の歌詞バージョンはこちら。(後に作間くんの部分はここから変更有)

HiHi Jets「HiHi Jets 紹介ラップ」(「夏祭り!裸の少年」in EX THEATER ROPPONGI) - YouTube

 


2:$10

瞬間の出来事だった、衣替え。嗚呼、キラキラ衣装出番が少な、等と未練がましくなっているところに秒殺でマフィアに変身。変身の素早さ、瞬き一瞬。キラキラ衣装に対する未練等宇宙の彼方へ追いやってしまう程のスーパー衣装。赤黒ベースに金、この方程式に従って間違うことなどない(などとKAT-TUNSixTONES担は供述しており・・・)。キラキラからギラギラへの変幻。魅了された。そして目を凝らして細部に焦点を当てると、物凄いことに気づいてしまう。和洋折衷とはこのことか。このマフィアモノに和柄の布をぶち込むとは・・・ジャケット有りでは黒ベース、良い。

帝王瑞稀、赤の手袋。和柄の布は長め。脚が大変細い。手袋発案者に金一封差し上げたい。猪狩教祖はハンチング帽をお被りになっていて大変お似合い。そもそもこんなギラギラにハンチング帽というのはいささか、というか大変奇妙な組み合わせだが、自らの身に纏うことで奇妙さを一切かき消すどころかむしろ洒落さを生み出す彼は一体何者なのだろうか。そしてただ一人腰に布ではなく、同じ柄のスカーフを巻いている。こちらもよくお似合いで感嘆の溜息。橋本涼は引き続きハット。先程と全く同じハットだというのに、爽やか甘々な効果をもたらしたハットが今度はギラギラを演出している。同じものがこうも違うのか、と感心してしまった。和柄の布は短め。はしみず、こんなところですら対照的。髙橋優斗さん、和柄の布は長めなものの、面積の大きい側が他の三人とは逆。そして我らが脚長作間さん、布の長さは変わりないものの、一人だけ二段重ねでスタイルの良さが際立っていた。

ここまで長々、衣装の話しかしていない。それほど最強な衣装。だがしかし、楽曲に触れないではこの夏は語ることはできない。今夏、出会ってしまった$10。一生抜け脱せない、それこそある種の麻薬。HiHi、この中毒性を見抜いていて、だからマフィアのような装いなのか?という考えを抱いてしまうほどの威力。

SMAPの楽曲は有名どころしか存じ上げないが、ポップなもの、又はバラードが多い、という印象を持っていた。こんな楽曲が雲間に隠れていたとは・・・サビがもう・・・酔ってしまう。「Oh~Lady,」を聴きたくて聴きたくて、サマパラが過去の記憶となった今、この禁断症状で狂乱してしまいそうだ。なんと言っても絶対に語り継いでおかなくてはならない最重要事項は全会一致で橋本涼の「どうして愛はお金がかかるんだろう」で確定だ。全身に痺れが走ったあの瞬間、絶対に忘れられないあの感覚。

 

3:Lucky Man

恥ずかしながら、国民的スーパーアイドル嵐様を、なぜか世代であるにも関わらず、一切通らずして19年目、この曲を聞いたのは一度きり、2019スノパラ(一回しか入らなくてもはや記憶が霞みまくっている)だけで、ほとんど知らなかった。そんな身であるにも関わらず、どハマりしてしまった。

🔗公式

Lucky Man - YouTube

 

この曲、楽しい、この一言に尽きる。夏。まさに夏。会場のボルテージを天井までブチ上げドカーンの一曲。公演が重なるにつれてペンライトの一体感が強まっていく感覚、あまりにも楽し過ぎて願わくば、時間よ止まれ。

サクラップを完璧にこなしつつ、かつ、自分の常々のスタイルにまで持ち込んで仕上げてくる猪狩蒼弥、圧巻。忘れるな、まだ三曲目。三曲目にしてガリラップをこれでもか、というほど全身に浴びてしまって良いのか?彼のこのラップパートを聞くだけでも今回のサマパラに来る価値は大いにある。そして、作間→井上→髙橋→橋本でサビに入るこの流れ、スタオべ。

上手から下手に移動しての「乾杯しよう」、全員死亡。乾杯するHiHi Jets、様になり過ぎている。

ラストは会場丸ごとウェーブ。下手から上手、上手から下手、最後に後方から前方、これがステージまで繋がって、そしてスクリーンに映し出される水と波の音がザバーン・・・

 

4:青にDIVE

ザバーン!!!と共にイントロ。いや、HiHi Jetsとんでもない振り幅。急にめちゃくちゃ青い。衣装は赤いのに、青い。青春を感じた。振り付けが可愛いので私も一緒に踊っちゃったりして「あれ、私実はHiHi Jets・・・?」みたいな意味不明な錯覚を引き起こした。(は?)

出だしの井上瑞稀「時計の針がグルグルと急かした」可愛い。指でチクタクするところ、非常に好き。次の作ちゃんの「僕らのキャンパスに走らせた青」でもう青春レベルがMAX。なんか凄い青空が見えた。サビに入る時「この胸が焦がす夏の色」の瑞稀くん、笑顔がキラキラすぎてあまりにも眩しくて目が眩んで直視不可能。しかもなんか瑞稀くんがいる学校生活とか想像してしまって凄い胸がギューッと締め付けられ・・・(何しろ女子校出身なのでネ)

サビ、夏夏夏夏夏!!!!!!!!!!という感じ。

サビの振り付けも本当に可愛くてさっきまで大人な雰囲気を身に纏っていたJetsが急に等身大の男の子達に戻っている姿、良い。二番入る前の間奏部分の涼くん、「声も〜顔も〜」すぎて流石に恋しそうになる。何よりラスサビで全員で片足立ちしながら静止頑張ってたり、五人でわちゃわちゃ集まったりしてるところがもう皆大好きに決まってる。そういえばHiHiが自分と同世代のい男の子だなァと実感する一曲。

最後バーンという音声と共に幕(布)にDIVEして消えていく演出も満点。HiHiは繋ぎがメチャクチャに上手い。

 

5:One and Only:橋本涼ソロ

これはたまたまかもしれないけど青にDIVEで青っぽいイメージを持たせてからこの青いステージに持ち込むって天才か?全員DIVEした後、エレキが掻き鳴らされる音が聞こえてきて、死亡。橋本涼✖️ロックはもうネ・・・(言葉を失う)

上裸に青いジャケット・・・平成全盛期のジャニーズ再来?Y&J時代の定番のこのスタイルは本当に顔が良くないと似合わないヤツなのに無茶苦茶に似合ってキマってる橋本涼、本当にどこまでも顔が良過ぎ。しかもスタンドマイク?スタンドマイクはなァ・・・(言葉にならない)見ない間にガチガチに鍛えられた胸筋腹筋がサービス状態。首にネックレス、腕にブレスレット。殺傷能力レベル100。顔面が安定に良すぎるのは大前提だとして、笑った時のふにゃふにゃのあの笑顔。特に口。片口角だけ上がるあの口。(私は普段からその口のことをNIKEと呼んでいる)このビジュアルでちょっと伏目になった時、長い睫毛がお綺麗で・・・間違いなく「HiHi Jetsのイケメン担当最強の顔を持つ男」!!

間奏でマイクスタンドぶん回し始めた時は目を疑って唖然となった。(私が知る限りでは)、ジャニーズでマイクスタンドぶん回してたのはKAT-TUN上田竜也SixTONES京本大我だけだから。遂にこの領域にまで到達したか、橋本・・・という気持ちになった。しかも声が、本当に、物凄い。色気が抑えきれていない。この二年間で成長しすぎた。そして何より、彼、歌のスキルが誰が聞いても分かるくらいはっきりと上達していた・・・体を鍛えたことで発声が良くなったのか、それとも自分で練習したのか、どちらにしろ、見えないところで努力したことが伝わってきた。漢。「漢」を追求している彼だが、間違いなくその理想像に着実に近づいている。

選曲もなかなかの天才っぷり。ロック。全日本を虜にした漢代表、キムタク先輩の曲。途中からペンライトだけじゃ足りなくなって頭まで一緒に振りかけた。(カツスト担)

🔗公式

木村拓哉 -「One and Only」MusicVideo short ver. - YouTube

ラスサビからはゴンドラに乗って上に消えていくスタイル。ゴンドラの柵をガチャンと閉める姿まで様になりすぎていてもう橋本担全方位集中攻撃されて皆メロメロ状態。「次は髙橋優斗ォ」と言い去っていくその声・・・痺れる。お口NIKEで消えていくのは反則技。

 

6:FORM:髙橋優斗ソロ

選曲が神すぎてリア恋代表ゆうぴ担の皆さん元気に死亡。

橋本さんが乗っていったゴンドラの下に電飾の細工が仕掛けられていてそのままゆうぴソロのステージセットになる演出、さすが繋ぎが上手すぎるJets。この電飾、作ちゃんがめちゃくちゃ激推ししてたけど、分かる。それこそチームラボみたいな感じの雰囲気。チームラボにありそうな電飾。光が美しい。

髙橋優斗さん、肌がめちゃくちゃ白いので電飾の白い光もあることで一層儚かった。消えてしまいそう。表情までめちゃくちゃに良い。儚い。そもそもこの歌詞、激重甘々レベル100なので、優斗担、胸が苦しくなりそう。なんか色々と苦しくさせる要素が詰まってるステージ。衣装は白シャツにジーンズというとてもシンプルなスタイル。シンプルイズザベスト。衣装がシンプルだからこそ、電飾の効果が際立つ。衣装が白いから光に照らされて色んな色に染まりかける。

髙橋優斗って凄いな、これがHiHiのセンターか、これが全Jr.のゼロ番アイドルか、と圧倒されてしまった。普段からメンバーに言われていたり、自分でも言っていたりするように特段にダンスが上手く、特段に歌が上手く、とかじゃないのに、なんかもう凄い空間を作り上げている彼、恐ろしい。もうなんというか、オーラ、存在感、雰囲気、上手く言葉にできない要素が凝縮しているこのアイドル、凄いな、というのが素直な感想。人を惹きつける力、カリスマ性が溢れていて、このソロステージ、皆が髙橋優斗の世界に惹き込まれて感情を掴まれた。

🔗Kis-My-Ft2公式HPにて視聴可能

3rd ALBUM 『Kis-My-Journey』 | Kis-My-Ft2 Official Website

 

7:Summer Breeze

衣装は美少年と同時に出たあの赤い新衣装。夏の新衣装、いつも青で赤は美少年、というイメージがあったのでめちゃくちゃ新鮮。というか、High Beatのための新衣装をここで出すんか!?となった。HiHi Jets本当に予想を良い意味で全部ぶった切ってくる。

ここでなんとやっとローラー登場。ローラースケートを一番の武器にしているのにここまで全くローラーを履かない選択、凄い。しかもここでローラーで登場するまで「あれ、ローラー?はいてない?」みたいに一切思わせないところがもう凄すぎる。正直、本気で気にもなっていなかった。ここで「待ってそう言えばここまで一回もローラー履いてない・・・」とやっと気づいた。ローラー履いてなかったことの違和感を全く感じさせない、ということはローラーを履いていなくてもあれだけのスキルが揃っているってことで、要するにローラーが売りのグループだけどそれはローラーがないとダメってことではなくて、ローラーがあればよりパワーアップできるということなのだ。ローラースケートがないことがマイナスになるのではなく、あることでプラスに働く、HiHi強すぎる。

それにしてもこの曲、さすがキスマイ兄さん・・・良い曲すぎて死亡。夏の恋すぎて死ぬ。曲調がAメロはじめ最初がゆっくりでサビがポップなアップテンポ。良すぎる。Lucky Manはめちゃくちゃなアップテンポで、Yeah〜エビバデ騒ごうぜ夏!みたいな夏で、青にDIVEは青春っぽくて、青空に青い海、白い雲みたいな高校生の夏、この曲は夕日に染まりかけたピンクの空に静かなさざ波の音が聞こえるようなちょっと大人な夏、みたい。色んな夏が似合うJets。

「eh oh eh oh」のところ、死ぬ。語彙力なさすぎるけど死ぬ。なんか死ぬ。淡い恋。キュンだけどなんかちょっと切ない。雰囲気としてはあの夏のOne Kissみたいな感じ。そう、まさにあれみたいな気持ちになる。あとは蜃気楼なんかも似たような感じがある。キスマイ兄さんの曲、凄。

間奏のローラーステップダンス凄い。これがHiHiを更に強くしているローラーか・・・ってなっちゃう。それにしても全員ステップがめちゃくちゃ上手になってて感動。ここの部分、上半身の振り付けが凄い高度ってわけではないから易しそうに見えるも、脚の振り付けはめちゃくちゃ激しいので、ローラーとステージの床の衝突音や摩擦音が聞こえてくる。死ぬ。生命力感じる。上手く言葉にできないが、なんかHiHiが「俺らはここにいる」「これが俺らの証だ」「俺たちを見ろ」みたいに主張している音に聞こえて、HiHiが生きている証、もっというと「HiHi Jets」という命の鼓動にも感じた。

公演重ねるごとに猪狩蒼弥さん「皆で踊ろうぜ!」「皆も踊って!」という夢ハリ宮近海斗さんの「皆も一緒に!」並みの無理難題の無茶振りがエスカレートしていき、というのも忘れたくない思い出。「ねぇ踊って!」「次までに振り覚えてきて」って駄々こねるみたいにワガママBoyしちゃうそおやちゃんも垣間見れたりしてね笑。

🔗Kis-My-Ft2公式HPにて視聴可能

5th ALBUM 『I SCREAM』 | Kis-My-Ft2 Official Website

 

8:MANTRA

いや、ガチで、MANTRAにお金払える。本気。降りたので最近の新曲全く把握していなかった私が、JUMPの曲って知らないまま初めて聞いて、ヤバい好きすぎる、なんかHey!Say!JUMPみたいな曲、ってなった。元平成担の血が大騒ぎしていたようで。これ、全セトリの中で一番好き。選べないけど絶対順位つけろって言われたらこれ。もうどこからどう触れたら良いのか困惑している。切り口が多すぎる。

まず、ステージと客席との間が一枚の布で隔てられて、Instrument musicで一人ずつショートパフォーマンス。この時の照明が既にこの後に続く演出に繋がっていて雰囲気が作られている。布で顔まではハッキリ見えなくて、照明も暗いのでシルエット。光と影の使い方上手すぎる。ここから、バンっと真っ暗になって一瞬の静寂が訪れる。初めて見た時はよく分からないけど緊張感が走った。鳥肌。そこから。スクリーンに太陽や幾何学模様みたいなモチーフが次々とが映し出されて神秘的な感じに包まれる。まるで古代の宗教信仰みたいだな、と思った。私が大好きな系統(笑)。なんか夜、洞窟で真ん中で火を焚きながら行う宗教儀式の曲みたい。好き。

そして歌い出しは瑞稀くん。ステージ奥の階段で一人ずつ座っている状態で歌う人だけ暗く照らし出されてシルエットだけ見える。凄い世界観。顔は本当に前列にいても全然見えなくて霞む。アイドルといえば、歌とかダンスとかトークとかもちろん色々なスキルがあるが、特に「イケメン集団」と言われているジャニーズは尚更のこと、まず「顔」が武器のはずで、それなのに、その「顔」をあえて見せないで挑むという勇気。斬新な考え方すぎて、やっぱりHiHiは想像の何歩も先を行っている。このMANTRA、布で隔てられていることで、そこに確かにいるのにいない感じがして、いなさそうなのに確かにいるように感じさせるという、一種のパラドックスのような錯覚を引き起こしてくる。

そもそも曲自体がめちゃくちゃにカッコいい。ノれる。重低音で響いて身体にズーンのし掛かるあのビート、素晴らしい。演出込みで、宗教感とエキゾチックさ100%。異国の信仰儀式みたいでどハマりしてしまった。聴覚と、光と影だけの視覚で攻めてきたこのナンバーは後世まで語り継ぎたい。こう、なんか、皆、気づいたら「MANTRA!MANTRA!」と口ずさんでしまっているという現象が多発しているところが宗教。私も元気に狂信者の一人。

🔗ちなみにHey!Say!JUMPの公式HPに「MANTRA」の解説有り。視聴可能。

Hey! Say! JUMP | Fab! -Music speaks.-

童話『西遊記』をモチーフにしているそうで、音楽のシルクロードという表現がぶっ刺さった。桃源郷は在処を探し続ける、か。深い。

降りてしまっているので全く情報も追っておらず、もちろんこれが収録された「Fab!」も未購入だが、童話✖︎音楽みたいなガチガチの世界観系は大好物なので、アルバム買っちゃおうかな・・・みたいになってしまっているくらいにはどハマりしてしまった・・・葛藤・・・

 

9:baby gone

ステージと客席を隔てていた幕がなくなってまた明るくなってバンクが途中で登場。まぁ、皆大好きベビゴンなのでね。やっぱり何回見ても最初の五人の手の形が星なの、LOVE。この曲は本当に、楽しい、カッコいい、の詰め合わせ。ズルい曲。一緒に踊るのも楽しいしベビゴン聴くたびに初期の方のYouTubeでの無音ダンスの回思い出してあれがもう数年前・・・?ってなる現象。

瑞稀担なので「苦しくたって〜」に全集中。儚すぎて死ぬ。瑞稀くん消えてしまいそう・・・って一瞬思うのにダンスのヒットがめちゃくちゃ力強くてそこのギャップで苦しくなる。「パズルのような」の振り付け無理。指で四角作って覗き込むのやめて・・・死ぬ。そこから「人混みをかき分けてく」優斗さんの目力。二番の同じパートでは瑞稀くん、ステージにセンタリングされていくバンクに乗って客席を見下ろしながら見つめてきます。死亡。

そして注目すべきはやはり橋本涼さんの「Falling, Fallingもう恋に落ちている」、ヤバすぎる。全人類落ちてんだって・・・!あと「照れないでbaby」は絶対橋本担生きてない。照れるだろ・・・しかもこのセリフをお口NIKEで言うのはダメだってあれ程・・・毎回橋本担の心中お察ししてた。

瑞稀担的には「say you want me now」の終わりかけのeh-eh-ehが死亡ポイントで、苦しい。瑞稀くんの高音ハモリ好きすぎて絶対苦しくなる症候群にかかってるので。

もちろん、猪狩蒼弥さんのラップも忘れちゃダメで、特に今回のサマパラ、緑インナーのウルフ猪狩なので猪狩担の悲鳴が聞こえてきそうな感じで刺さった。猪狩くん、ラップ元々上手いけど更に進化してる。昔から歌ってるこの曲だと尚更その成長が分かりやすい。

バンクと相性の良い曲だが、あのバンク、高い。それを飄々と滑り降りる姿はあまりにもカッコ良くて苦しいし、バンクを滑る音の耳障りが微かに残るあの感じ、堪らない。ローラーの電飾もめちゃくちゃにイカしてる。先端技術、サイコー!!

ちなみにベビゴン英語が多いしダンスも曲調もカッコいいからって歌詞にとシチュエーションについて注目したことない人が多そうだが、これ、歌詞、ヤバい。英語とか訳して見ると死にます。とにかく、これ、最初からいきなり、HiHiに口説かれてる。「教えてall you are」なんて君の全てを教えてくれって言われてる。ちょっとチャラい感じのモテ男が本気で惚れてしまったけどどんなに頑張っても手に入らない人への想いが歌われた曲、って私は解釈してるので、ベビゴン、冷静に聞いたことなんてないです。この解釈でいくと瑞稀くんのベビゴンの時の苦しそうな表情が理解できちゃたりネ・・・

🔗3年前のbaby gone

HiHi Jets「baby gone」(「夏祭り!裸の少年」 in EX THEATER ROPPONGI) - YouTube

 

10:(1)無邪気な時間は過ぎやすく

MC後、バラード!!しかも浴衣!!ファンサタイムなので記憶があまり無い・・・ただ、瑞稀くんがめちゃくちゃ歌上手くて死んだ記憶だけ残っている・・・聞いて欲しいから座ったままなのは覚えている。日に日に瑞稀くんが3バル向けにファンサ増やしていったように感じる。猪狩蒼弥さんは3バルの狩人。得意技は3バル狩り。やっぱ狩りが得意なのか、猪狩だけに。(は?)橋本さんは2バルにも人権も与えていた、世界一優しい男。作間さんは最上手最下手中心にアリーナ前列にも意識を飛ばし、優斗さんはアリーナセンブロ中心。

10:(2)らいおんハート

同じく記憶が無い・・・8月4日公演で急にこの曲になって騒然。らいおんハートを歌うHiHiが見れる日が来るとは、とか言いつつ、もうファンサ以外の細かな記憶がなくて、映像配信が無いことを毎日嘆いてる。この曲の動線だと、瑞稀くんのファンサは上手より下手中心になることは記憶している。猪狩蒼弥さんは視野が激広なので会場の猪狩担を尽く狩っていく。ライオンですか?

 

10:(3)ドラゴンフライ

らいおんハートだと思ったらドラゴンフライ流れ出して時が止まって一回心肺停止
した(感覚的に)。らいおんからドラゴンに進化した。

一回しかドラゴンフライを当てられなかったし初回の日だったのでその後の公演のドラゴンフライの立ち位置とか動線は把握してないが、この日はファンサタイムではなくなり、メンステメインでやってた。ファンサタイムじゃなくなったのに呆然とし過ぎて逆に記憶が無い。浴衣でドラゴンフライ死ぬ。というか絶対にセトリに入ると確信を持っていらこの曲がセトリ落ちしていて、セトリは天才だけど、めちゃくちゃ未練タラタラ状態だったのでここで無事に成仏。あの瞬間の鳥肌と会場の揺れは一生モン・・・HiHi、絶対にドラゴンフライ初披露前、心の中騒ついてただろうし、客席の反応見てニヤニヤして、楽しんでた、絶対、偏見だけど。

日替わりJets本当に想像の斜め上のことしてくるの怖過ぎて夜しか寝れない。

🔗ドラゴンフライ

HiHi Jets「ドラゴンフライ」(Johnnys' Jr. Island FES) - YouTube

 

11:High Beat

今までの夏のテーマソングで一番好きなんじゃないかってくらいに好きなのに、こちらも基本的に記憶が無い。公演を重ねるに連れて、イントロが流れ出した瞬間、無心で反射的に立ち上がる癖がついてしまったことだけは鮮明に覚えており、先日のMステでも何故か気づいたら一人で立ち上がっていたくらいには身体に染み付いてしまった。

記憶が無いのはこれまたこちらがファンサタイムであるが故。瑞稀くんは結構ご気分屋さんで日によっても公演によっても傾向がちょこちょこ変わるので瑞稀にゃんを振り向かせる大戦争に必死でこれこそ「参戦」と言う言葉が相応しい(笑)

瑞稀くんの高音めちゃくちゃ綺麗でした。蒼弥さんのラップ、楽しかった!!でも本当に記憶が無い。「さぁLet's go」と言う音の響きが脳内で永遠リピートされているくらいしか語ることが無い・・・

ツッコミどころはと言えば、新衣装を着ないで浴衣なこと、そして、殆ど踊っていないこと笑。HiHi斬新Jetsっぷりがここでも元気に表れていましたね。

 

 

12:りあらぶ

キスマイ兄さん、お世話になりますの気持ちで満たされる。曲はポップで可愛い感じなのになんか心の奥底で苦しい感情が湧いてしまう。「三次元な恋をしようよ」の歌詞の被害者相当多いと思うのは私だけか・・・?三次元だけど実質的には二次元的存在、間をとって二・五次元みたいなアイドルに「三次元な恋をしようよ」って言われるのしんどいTVすぎてな・・・

「二人出会えた奇跡の3D 世界で僕だけの秘密のID」とか苦しむしかない。心がギューってなっちゃう・・・

何よりラスサビ前の作間龍斗「君は僕のリアルさ」、絶対作間担死亡。いつだか、斜めにいた作間担四連が揃いに揃ってドミノみたいに崩れ落ちていた。このセリフに破壊力。それに加えて作ちゃんがこのセリフを言う破壊力。作ちゃんって結構シャイだからいつも決め台詞とか笑いに走ったり、甘いこと言えなかったりするけど歌の中のセリフ充てちゃえば言うしかない。このパート作ちゃんにしたの誰?

しかもこの流れから浴衣Jetsが五人でハート作っちゃうの死ぬ。可愛すぎて死ぬ。そしてここで大注目ポイント。このハート、シンメ厨(私とか私とか私)をブチ殺しにきている。もう死ぬ。いがさく(蒼龍)はすっごいちょっかい(主に猪狩サイドから仕掛けていることが多い)出してるのに対してはしみずは嗚呼、はしみず・・・と言う気持ちになる。と言うのも、この二人、特に何かする訳でもなんでもなく、ただしれっと手を触れ合っていて、はしみずがはしみずたる所以。げにあはれなり・・・・・

よく見ると毎回誰かが誰かにちょっかい出してるしめちゃくちゃ楽しそう。HiHiわちゃわちゃJets、仲良しで何より。わちゃわちゃしすぎて最後作ちゃんが早めにはけたことに気づけない。

公演ごとに誰かが高確率で浴衣身ぐるみ剥がされるオチ。橋本率が高めではある。私は瑞稀くんが身ぐるみ剥がされる回をぶち当ててしまい、死亡。上裸とかが好きっていうタイプでは無いけど、瑞稀くん知らない間にめちゃくちゃ筋肉増えてて死。いつの間に・・・?ちゃんと男で死ぬ。ちなみに戦犯は猪狩蒼弥でした。みじゅきのこと好きすぎ。そんな蒼弥ちゃんも脱がされていたことも忘れちゃダメ。

ふぅーーーーーーーー。

🔗Kis-My-Ft2公式HPにて視聴可能

9th ALBUM『To-y2 (読み:トイズ)』 | Kis-My-Ft2 Official Website

 

13:Black Cinderella:作間龍斗ソロ

作間担が墓入りする時間がやってきてしまった。最年少作ちゃんどうしてしまったのでしょうか。選曲がアガーーーーーーって感じ(伝われ)。作ちゃんのソロって今までは静かに儚く切ないラブソング系が多かったのにここにきて突然色気要素ブチこんでくるとは・・・

そして衣装。いやぁ・・・似合いすぎでは?と言うか脚長すぎでは?衣装、全然タイトじゃないのにそれでも分かってしまう、スタイルの良さが。白のマーブルがあしらわれた黒シャツに襟が開いておりましてですね、しかもシャツの袖、若干透けておりまして、そこに二重のパールネックレスがかかっておりまして、シャツインなしでルーズなブラックのズボンをお履きになっていて、そこに革のヒール付きブーツ・・・作間担(良い意味で)可哀想・・・って気持ちに駆られた。こんな作間さん見ていいのか?と一瞬戸惑ってしまった。

しかも自ら腹チラするとは、この二年間で何があったのでしょうか、同い歳の作間龍斗さん。

ステージセットはカーテンみたいな布が垂れ下がっていて、なんか多分それを女の人に見立ててこう、ね、寄せてみたりね、ええ。なんか危険な香りがした。危険な香りといえば、橋本涼さんは、危険な男だと分かっていつつも我慢できずに惹かれてしまってついていってしまうタイプ。それに対して作間龍斗さんは多分、油断しているうちに手をかけられて、危険だって気づいた時にはもう時すでに遅し状態に持ち込んでしまう一番危険なタイプだということが分かって、色々学んだ夏になった。

スタイルが良すぎてシャツが似合いすぎてて、シンデレラの王子様かなとか思ったりしてしまった。シンデレラ黒バージョンみたいな。ちょっと大人なシンデレラのストーリー。だから会場の作間担はシンデレラ。魔法にかかっていたあの時間、という解釈を持って俯瞰できるのは他担ならではの余裕かな、と。

作間龍斗の振り幅に驚愕したソロステージ。

彼の長所の一つに天衣無縫さがあるが、飾り立てた作間龍斗も、悪くない。いや、悪くないで収まらない。良い。非常に良い。良すぎる。

彼は一体逆に何ができないのか?なんでも出来すぎてしまっている。怖。

完全な余談だが、今回のソロで作間龍斗の声をきちんと聞いて、やはりもった確信は、KAT-TUN中丸雄一と声質が大変似ている。数年前から常日頃、熱心に作間龍斗は中丸雄一のソロ曲が世界一似合うと提唱してきたが、今後も提唱し続けたい。無機質さがある乾いた声、絶対似合う。特に「クレセント」「アブストラクト」「Marionation」、この辺はもう脳内で作間龍斗版がはっきり再生できるほどにはしっくりきてしまっている。家事ヤロウで共演もしたことだし、今後に期待。

 

 

14:ペットショップラブモーション

こちらはコントタイム。敬意を持って使わせていただいております。

HiHi振り幅デカすぎJets。いや、これが声出そうになるくらい本当に面白い。普通に笑ってしまう。本家では可愛くチュウチュウにゃあにゃあぴょんぴょんわんわんやっていたのを逆にこの方向に持ってくる発想が凄い。動物のチョイスもまぁそれはそれは独特で(笑)。とりあえず混沌、要するにカオスな空間が生み出されており、見学者の方々も驚きでしょうね、笑。

瑞稀くんはペットを飼いたくてペットショップにやってくる普通の人間。やっぱり三番目の平均男は普通の役なのか。(うさちゃんとか猫みじゅきとかも見てみたかった気持ちがあるにはある)ビッグな白シャツ、顔の小ささが際立って可愛かった。瑞稀くん、ツボ浅いしゲラだから基本大爆笑してて可愛い。床に倒れ込むこともしばしばあって楽しそうで何より。目が線になっちゃうとこともキュートです。一人で吹き出しちゃうのもね、笑。瑞稀くん、吹き出す時手首とか腕を口元に持っていきながら横向いて吹き出しがち。

動物のバリエーションはトラ、ザリガニ、カマキリ(草)、木(・・・?)、うさぎ。一般的なペットショップの取り扱う動物、うさぎしかいなくて草。百万歩譲っても木は謎で死ぬ。

誰がどのペットになるかは割と日替わりだが、前半戦は割と橋本タイガー(カマキリ)、ゆぴザリガニ(カマキリ)、猪狩ツリー、作間ラビットが多かった印象。橋本タイガーは基本的にチャラくて怖いけどどうしても瑞稀くんのことが可愛く見えちゃって仕方がないらしい。はしみず厨は死亡。どっちがペット?ゆぴザリガニはなんか子役バージョン多め。カマキリの日は優斗さんキモめになりがち。橋本さんのカマキリはなんか顔がと声が良すぎて何も入ってこない。一番ツッコミどころ満載な猪狩ツリーは一応「木の妖精」「木のせい」が設定。クセが激強。作間ラビットもクセしかない。発作間の大暴走。人参持ってたり持ってなかったり、追加の小道具があったり、さっきまでのブラック王子様の残像のカケラもない。怖。後半戦はゆぴタイガー、涼カマキリ、猪狩ツリー、作間ラビットが多かったように思う。ゆぴタイガーの肉球は大抵スイッチになっているようでドS井上帝王は優斗さんが嫌がるスイッチを押しがち。涼カマキリ、本当に顔と声が良すぎて、カマキリキモいのにかっこよくて草草状態。ただ、触覚の絡み具合はなかなかキモめ。「カマって」よよく口から発するカマキリ。カマキリのくせにまぁまぁチャラめ。猪狩ツリーは相変わらずクセが凄い。ちょっとキモい感じの時もあるけどなんか元人間らしい。人生波瀾万丈すぎ、妖精のくせに。発作間ラビットはますます発作が激しくなっていたご様子。後半戦も後半戦。終盤では変な掃除機持ってきたり、変すぎ。ちなみにもはやただの通りすがりの人間設定の日もあったり。レアな日にはカマキリ蒼弥と橋本ツリーが見れたりしてね。

全公演中最も会場が揺れたのはサイジョニ登場。一年越しに生のサイモン&ジョニーに会えてしまった。そこで明かされた秘密、実はペットだった、という・・・対等な関係ではなかったようだ・・・

このコーナー最後に瑞稀くんに飼ってもらうためのアピールタイムがあり、誰か一人がやるわけだが、皆飼って欲しいのになかなか消極的でオモロい。特に先輩が見学の公演は尚更尻込みしていて、HiHi素直Jets、草。やってしまった時の土下座の速さだけは光速。2バル上手に向かって一列土下座、カオス。終いには上半身の着ぐるみを脱いでいる、最初からやるな、笑。HiHi Jets、瑞稀くん筆頭に、猪狩さんなど、土下座までが速すぎるんだよ!(笑)

で、一応サビはちゃんと踊りますが笑いすぎてもはや床に倒れ込んでいる人もザラに見受けられる。ダンスはめちゃくちゃに可愛い。プリティーキュート!!

ちなみに変なペットばっかりなので瑞稀くんが連れて帰ったことはほぼなく、大体「俺こんな変なペット無理だわ!」ではけて行き、ペット大反省会、愚痴愚痴ダラダラ、全部聞こえててですね、笑、作間「何がオモロい」で若干凍るのがオチ。

めちゃくちゃ楽しいコントタイム。

 

15:Prince Princess:井上瑞稀ソロ

一言、死亡。この曲を選んで来るって井上瑞稀だからできることでもある。Prince担からしたらこの曲ってすっごい大切で、ある意味Prince担の地雷でもあって、こんなの歌おうもんならもうどんなこと言われるか・・・みたいな曲なのにそれをあえて選んでくる井上瑞稀、恐るべし。そして何も文句を言われることなく歌い切った井上瑞稀先輩、ヤバい。このヤバさ

は多分色々知らない人は理解するのが難しいし、そういうことは知らなくてもいいことの一つでもあるので、知らないまま、そのままでいいと思う。が、知っている人からしたら感動にも感動。顔が広くて上からも下からも愛されている十年選手だからこそ成し遂げられたと思うと本当に感慨深い。正直、最初はめちゃくちゃヒヤヒヤしてた。

衣装は実物。死ぬ。しかもある情報によると、瑞稀くんが着ていたのはピンク担当(真偽は定かではない事は了承していただきたい)らしくて、死亡。そういうとこだぞ・・・それにしてもまぁよくお似合いで王子様。瑞稀くんがプリンスなので私はプリンセスという気持ちで挑んだ。(・・・?)

瑞稀くん、本当に歌が上手すぎて溶けてしまうかと・・・瑞稀くんの歌がめちゃくちゃ好きだな〜と再確認しました井上担。あんな幸せな空間があっていいのか。表情も天使。可愛すぎて死ぬ。ドアップ瑞稀くん、無理。直視出来ない。アガーーーーーーーー・・・(重症)

そしてこの曲、Jr担が長い人はPrince担じゃなくても絶対に踊れてしまうし体が自然に動いてしまうから凄い。客席にも参加して欲しいから、皆が踊れるって分かってる曲を選ぶあたり、流石に流石。もちろん、振り付け知らないしこの曲初対面っだよという人ももれなくすぐに覚えられる簡単な振り付けなので日に日に会場の一体感が増していって赤に埋め尽くされて同じ動きをしている景色、めちゃくちゃに綺麗で、それを見ながら歌ってる瑞稀くんの楽しそうなお顔が大好きでした・・・瑞稀くんが見たかった景色、見れたかな?(瑞稀くんの話になると急になんか急に激重女人格がでしゃばり始めてしまうの死ぬ)もうこのソロステージ、大好きで苦しい気持ちが最高潮すぎて死亡。

「Hold me Love me Kiss me」の瑞稀くんの言い方が優しくて大死亡。そんな顔とそんな声で言わないで・・・死ぬ・・・「みんなこの星のPrince Princess」で首を傾ける瑞稀くんにも被弾。ほんっっっっっっっと無理!!!!天使?王子様?何?好きで死ぬ・・・

最後に五人のイラストに毎公演違うサインが入った作品が出てきて、そこに日付と一言を書く演出で、瑞稀くん、何年経っても字が変わらないし、男子中学生みたいな字でさらに拗らせるという・・・毎回毎回Jetsのサインが違くて面白い(笑)終盤戦になると猪狩さんがもはや誰?架空の人物状態になっていて流石に瑞稀くんも一人でボソボソ「誰だよWWW」と突っ込みながらメッセージ書いてたの面白すぎ笑。

最後の最後に「Prince Princess」で上に上がるメロディー歌う瑞稀くん幸せそうで私も幸せだし、大好きだし、伴奏とハモる歌声で本当に溶けてしまいそうで本当にめちゃくちゃあの終わり方好きでした。伴奏終わりとともにキレキレに両手上げて終わるのも痺れた・・・

 

16:Klaxon:猪狩蒼弥ソロ

一旦深呼吸。

ピアノ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・フゥーーーーー。

猪狩担死亡。ピアノといえば作ちゃんなのに猪狩さん、あなたもですか、という衝撃。公演ごとにアレンジしていたのも良い。パーカーにフードでゆらゆら登場して静寂に包まれる中、ゆっくりと座り、徐に弾き出す姿、幻想的すぎる。あれは幻覚、幻想の断片だったのだろうか。夢想の世界。ピアノで奏でていたのは「Summer」。しかもピアノが黒ではなく蒼。緑でもなく蒼。こだわりだろうな。こう、深い青だから、青じゃなくて蒼。蒼弥の蒼。

ピアノを弾く猪狩蒼弥さん、綺麗なフェイスラインが一段と目立って本当に横顔美しい。鼻筋がよく通っていて高い鼻。芸術。

ピアノをそれこそ十五年ほどやっている身からしたら、ハラハラするような場面もありつつ、でもそこが生の醍醐味で、今後の伸び代の大きさを表していることにもなるから何とも言えない感慨深い気持ちに包まれた。それに、プロのピアニストとは違う、拙さと危なっかしさ、これこそ猪狩蒼弥らしい彼だけの音だと確信している。ピアノすらも彼を前にしては平伏してしまう。

あのステージは言うなればサンクチュアリ。神聖なる領域。凡人が踏み込むことのできない別世界で、あのステージでは世界の中心軸が猪狩蒼弥で、あの空間の支配者も彼なのだ。あの空間において、猪狩蒼弥は全知全能の神であり、創造者。あの空間に囚われて囲われてしまった我々は、猪狩蒼弥から洗礼を受けたような状態なのだ。受けてしまったのだ、Klaxonの洗礼を。

ここで余談。至極私事で大変恐縮だが、私が人生において最も尊敬しているのは亀梨和也。そして、その次に尊敬しているのは猪狩蒼弥。大真面目に本当の話だ。突然何を言い出すかと思うかもしれないが、私が猪狩蒼弥を心から尊敬していて、彼をある種の信仰の対象として崇め上げているということを知らないでいると、いささか私の彼に対する感想や見解は理解し難いかと思い、ここで一応明かしておいた。言うなれば、私は彼の狂信者だ。そう捉えていただいて構わない。

さて、本題に戻ろう。ピアノで圧倒される間も無く、Klaxonに突入。これが当時十七歳だった彼が、作詞作曲からさらには映像まで手がけた作品であるとは俄かに信じ難い。同じ世界で同じ年数呼吸をして生きていて、こんな人がこの世には存在するのか、という驚愕。あの、全人類を震撼させた伝説の「Fence」とは打って変わり、哀愁を帯びた「Klaxon」。呼吸を忘れ、瞬きを忘れ、時が止まったかのように引き込まれ、もはやステージ以外は不動の静寂。圧巻。

昨年の伝記にて作品についての説明があったが、それを知った上でこの作品に生で触れると、もう言葉では表現できないような、感情、感覚、痺れ、こういったものが湧き上がってくる。

嗚呼、猪狩蒼弥、悠久に神聖で崇高な己の美学と信条を持ち続けろ、そして、世界を救え。貴方が統べる世界に辿り着くことを夢想し続けよう。

 

17:Make You Wonder

幻想の世界が儚く散り去り、あれは幻だったのか否か考える暇もなく漆黒の暗闇に映し出された「Take you to the top」。全身に電流が流れた。激しい痺れローラーパフォーマンス。個々のローラースキルの上達が目に見えた。嗚呼、この五人なら、絶対にトップに連れて行ってくれるな、という確固たる確証を得た。狼貪虎視を秘めたその眼差しは頂を見つめていた。

瑞稀くんのダンスはやっぱり私の心を虜にしてしまう。絶対に掴んで離さない。あの人のクセのあるダンスが世界で一番好きだ。全ての音を拾い上げてハメ込むあの踊り、世界一。

そして音が静止した瞬間、あれだけ願いに願っていた五人でのこの曲を遂に生で見ることができるという感動と緊張でぐちゃぐちゃな感情になって視界が霞んだ。ステージの中央に集結して、次の瞬間、瑞稀くんのスーパーフェイクが会場に響き渡り、アップテンポかつカッコいいイントロが始まる。Aメロ、Bメロ、サビ、この流れが完璧。力強い意志を空気から感じる程熱を帯びたパフォーマンス、嗚呼、これが伝説の戦士達の心意気か、と胸を打たれた。

ところで絶対に触れなくてはならないのは、ここで初出しの新衣装。黄色ベースの衣装。イエロー✖︎ブラック。輝かしい彼らの未来を象徴するかのイエロー。髙橋優斗さんは太ももくらいまでの丈のロングジャケットに黒いパンツ、背中側は千鳥格子っぽい柄のロング丈。腰の帯に黒ベルト。作間くんは全面ロング丈に黄色のワイドパンツ。スタイルの良さが際立つ。猪狩くんは黄色いショートジャケットに黒襟、その内側にゼブラ柄ではないが派手な白黒の柄で、若干模様入りの黄色いワイドパンツ。腰からは三重くらいのゴールドチェーン。パンツのサイドには黒と白の太いライン。涼くんは再びのハット。黒シャツにジャケット。黄色いパンツに膝くらいまで布有り。瑞稀くんは白い長めのインナーにショートジャケット。黄色いタイトスキニー。ジャケットの裾から帯が垂れている。基本ジャケットを肩まで脱いで着ている。ここから瑞稀担の私の死亡ポイント三コンボ。一、左腿に黒ベルト。二、首に緩めの長いスカーフ。三、頭に黒いベレー帽(ゴールドエンブレム付き)。死亡。そもそもスカーフが好きな私にこの仕打ち・・・そして脚に輪っか・・・最後の一撃、ベレー帽。井上瑞稀のベレー帽死ぬほど好きな私、膝から崩れ落ち、腰抜けた。玉砕。小顔がより一層際立つ。ダメだ。大好きな曲にこの衣装。
朦朧、恍惚。

 

18:HiHi Jets

ジャニーズ事務所社歌とも言われる、Jr担なら知らない人はいないであろう、この曲。体制が変わっても進化して歌い継がれてきたこの曲。まぁ、歌詞は今となってもなかなか意味不明な言葉が羅列されていたりしてツッコミどころ満載だが、そういうトンチキなところがまた、彼らが愛し、そして私も愛する「ジャニーズ」ならではだなぁと。

井上猪狩の追い討ち煽りでボルテージは上昇し続ける。

イントロの三拍子が堪んない。右腕、左腕、上に突き上げる拳。痺れる。何度やってもこの感覚、愛。

「君とJETなDOするLIFEなう」代表的な意味不明ポイント。もはや愛くるしい。なんか、ここの解釈は本人たちからも何もないし、各々が自分の好きなように、都合よく解釈していいんだと思っている。

この曲の醍醐味、中盤で「HiHi Jets」という最強のワードで共に共鳴するはずのところで、それが叶わないというこの情勢にあることを悔しくも憎らしくも思った。最後に叫んだのはいつだっただろうか。しかし、そんな私の分まで全力で呼びかけてきたJets、愛。全力で心の中で叫んでやった。

ラスサビ入るところの瑞稀くんのハモリが大好きであの綺麗な高音で本当に心が浄化された気持ちになった。澄んだ気持ちってこういう事なのか、と。まさに明鏡止水。

ローラースケートで活き活きと駆け回る五人はキラキラ輝いて見えた。いや、見えたというかキラキラ輝いていた。

 

🔗初めて5人体制になったクリエ2018

[https://youtu.be/JKq8iStQs_Y]

 

 

19:最後の挨拶

HiHi Jets to the moonをBGMに、一人ずつ挨拶。毎公演違う。彼らの胸中を、本音を明かしてくれる。テンプレートではない状態で、各々喋りが得意な人も苦手な人も、その場で一生懸命紡ぎ出した言葉を直で受け止めることができる有り難み。幸せだと感じた。目から滝のような涙が溢れそうになるのを上を向いて堪えた日もあれば、堰き止めることができずにダムが決壊した日もあった。

何公演分もの言葉を載せることは難しいし、本人でない私が伝える事で同じ言葉だったとしても価値は絶対に下がるので、あえて掲載することはしない。

また機会があれば、心に残った部分の抜粋とそれに対する自分の想いについて綴ってみようかな、と思っていたりもする。

スポットライトの当たっていない残りの四人の表情、何か固い意志の表れが見えた。黙秘していても空気を通して伝わるその想い、確かに受け取った。拈華微笑の如く。

彼らの刻んだ言の葉、一言一句己の脳裏に拳拳服膺。

 

20:駆ける

HiHiって絶対に最後に一曲持ってくる前に泣かせにくるからボロボロに死んだままこの駆けるを全身で浴びなくてはならない。ダム決壊どころか大洪水。イントロの振り付けとメロディラインの時点でなんかもう余計に眼球の水分量増幅。

五人の表情が清々しくも、かたくもあり、彼らの結束と未来へのかたい決意が目に見えた。

サビの振り付けは一緒に踊っているので、この五人と繋がってるな、絶対この五人は最高の場所まで連れていってくれるな、と感じながら、身体の芯から何か、よく分からないけど、強い何かがガーーーーっと突き出るような感覚に襲われた。

ラスサビ入ったところの力強い歌い方に心を打たれ、良い表情をした五人がとてつもなく愛おしくて、愛おしさで胸がいっぱいになった。あの空気は二度と忘れられない。

銀色のテープが降り注ぐ中、銀色を浴びる黄色く輝く五人は世界の誰よりも輝きを放っていた。

最後の一人一言ずつ歌う所、ゴンドラに乗って消えていきながら、儚くもあり、しかし強くもあり、素晴らしい締めくくりだった。

🔗26分21秒〜「駆ける」

「Johnny‘s World Happy LIVE with YOU」 2020.3.29(日)16時~配信 【Sexy Zone / SixTONES / HiHi Jets】 - YouTube

姿が見えなくなってからオルゴールバージョンのBGMと共に、サマパラに向けた練習、リハの様子の写真が次々と映し出され、仲睦まじくメンバーと一緒に過ごす写真、踊っている写真、真剣な写真、様々な写真が流れ、胸を打たれた。愛。いつもありがとう。

fin.の文字と共に会場に湧き上がる愛の籠った拍手。心温まる拍手。

これにて本編終了。

 

HiHi Jetsは天才的なのでここで自らアンコールのご案内をして下さいます。スクリーンと音楽で誘導してくれます。天才。

アンコールまで手拍子カウントダウンーーー!

10、9、8、7、6、5、、、、

 

21:Telephone

4!「Just keep on ringing, ringing now〜」

死亡。天才。無理。死亡。幻聴?

多方面で死亡。

一、カウントダウンで0まで数えさせるかと思わせといて4で不意打ち登場は天才。しかもわざわざ4!から始まる曲を持ってきているところがスーパー神選曲。頭が良すぎて・・・さすがHiHi 予想を裏切る Jets。スタンディングオベーション

二、私、スト担。京本担。死亡。皆大好き海外ギャングTelephone、死亡。しかもアンコールでやるっていう選択が斬新。自然にペンライトの打点が高まっていくという現象がネ・・・ボルテージがアンコールでも最高潮で死ぬ。

先刻までしみじみ泣いてたのに急にオラつきだす(私が)の情緒がタワテラ。感情振り回してくるHiHi Jets、怖。

まさかHiHi JetsのTelephoneこんな早く聞けることになるとは・・・

私の勝手な推測だとこれをセトリに入れたのは瑞稀くんか蒼弥ちゃん。樹リスペクトの蒼弥ちゃんか、京本と仲良い瑞稀くん。多分。

「このまま Take it slow」の瑞稀くん、「今すぐ Let me know」の瑞稀くん、エグ。

Telephoneを歌いこなすってめちゃくちゃ難しいのに普通にスカした顔で歌い上げてるJets、スキルの高さに感服。オラついてるJets、良い。良すぎてだな。

Hiスト担大死亡のEC、一生語り継いでいく所存。

🔗SixTONESのライブ映像

SixTONES「Telephone」from LIVE DVD/Blu-ray 「TrackONE -IMPACT-」(2020.01.07 YOKOHAMA ARENA) - YouTube

 

22:Eyes of the future

感情大爆発。無理。語彙力喪失。

2019サマステで発表した新曲。確実にHiHi Jetsの新章の幕開けの象徴となったこの曲。最後、コレか・・・心のどこかではコレだと予想していながらもやはり実際にこれが事実になると、改めて一回、心の準備、深呼吸、スーハー。緊褌一番。

HiHi Jetsがこれから先描く壮大な未来が、ハッキリではなくボヤーっとしてるけれど、見えた。大きな強い光に包み込まれたような気がした。

作ちゃんをセンターにして始まるAメロ。初めて見た時、新鮮だな、と思った記憶が蘇る。そして元々の歌詞、「時は2019年」が「時は21年」に変わってました。「この指とまれ」、いいフレーズ過ぎて・・・「目的地はそうBrighter future」、明るい未来が待ってるという意味の歌詞を物凄い太陽のような笑顔で清々しい顔で歌ってくる髙橋優斗さん。そこから瑞稀くん「失敗はむしろChance 一か八かRoll dice」の歌詞も歌い方も最高に好き!!まず歌詞。この二年間の色々なことが蘇ってきて泣きそうになる。色々考えたし、色々不安だったし、快進撃の予兆がする中でのある意味今までで一番の挫折だった。でもその失敗がまるでなかったかのように、もちろん悪い意味ではなく、良い意味で、それをしっかり胸に刻んでいるからこそ、今のこの我武者羅さがあるのではないか。あの失敗を経てもなお、全部をチャンスにしようとして必死に踠いている。そして一か八かの賭け。猪狩くんはよく「派手に」「ド派手に」「誰もが目を見張るような」と口にしているが、まさにこれだ。派手というのは、ある意味、斬新差でもあるし、目立つ分、もちろんそこにリスクが備わっている。だから、言うなれば、一か八か、なのだ。乾坤一擲。バーンとド派手にやってやろうじゃねぇか、という気持ちになった。「有望な未来しかないんだ」、この一言が希望。本人達が未来を有望だと捉え、有望以外の選択肢が無い、というのなら、そうなのだ。どこまでもついていくまでだ。まさに一蓮托生。

そしてガリラップ。注目すべきはやはり昨夏にしれっと表記が示された「未完成の夢のリストに刻む俺らのHistory」、改めて胸にくるものがある。

ラストで四人が歌いながら猪狩くんがラップするところ、壮大すぎてなんか、もう、HiHi Jetsが君臨している世界にもうたどり着いてしまったかのような感覚にとらわれた。

「失ったものを数えるよりも 一分一秒戻らない時を 誰のためでもなく 俺のため 生きるその姿を空の果てに」

「響かせて We're gonna be a Legend まぁ黙って見とけよ成功者 すぐに産声を上げる栄光が」

全身に走る痺れ。電撃と言った方が良いかもしれない。こんなセリフを吐いてしまうのか。

こんな終わり方をする曲があるのか。勝利宣言を声高らかに堂々掲げて締めるのか。真実一路に爆走する姿、まさに平伏。感嘆。同時に湧き上がる根拠の無い自信。何を根拠にと問われれば、具体的な根拠があるわけではない。だがしかし、このとんでもなく漲る自信は、確かに存在し、そして確固たるものであると断言しよう。

「皆さんがついて来てくれれば、俺達はずーっと五人でいることが出来ます。なので、最期まで俺たちにずーっとついて来てください。」

猪狩くんのこのセリフに「HiHiーーー!!」と声を大にして応えることが出来ないこのご時世を恨むばかりだが、私は最期までこの五人について行く、そう改めて決意を新たにした。

🔗8/18、ハイハイの日に公開された初mv。

@チームラボプラネッツ TOKYO DMM。

HiHi Jets/Eyes of the future 【Official MV】 - YouTube

確実にHiHi Jetsの伝説の新章幕開けとなった作品。一切の妥協を許さずに創り上げた圧巻の大作。ローラースケートとプロフェッショナルな最新技術が組み合わさった新感覚の映像。新時代の始まりだろうか。

 

余談だが、このmvは無条件に与えられた機会では無く、YouTubeにおけるジャニーズJrチャンネルに参加している四つの(当時)グループがグループ横断企画である「体力測定」という企画に参加し、優勝したグループの褒賞として掲げられた権利である。この権利を獲得することは、確実に繋がると誰もが理解していたが、まさかこれ程の飛躍を魅せるとは予想だにしなかった、というのが本音である。全てのチャンスに全力で挑むHiHi Jetsの貪欲な姿勢に最大の敬意を表したい。

🔗体力測定HiHi Jets

全グループ対抗!特別企画【運動能力テスト】HiHi Jets - YouTube

 

 

 

HiHi Jetsの設計した2021年夏、物凄いものだった。彼らの夏の理想郷、まさに神算鬼謀の設計だ。願わくば、その設計図を拝見したい。 

正しく楽園、天国、エデンの園。真にParadise。

全28公演、有終完美。拍手喝采

 

獅子奮迅たる快進撃で魅せた夏。この快進撃は止まることなどない。不撓不屈の伝説の戦士、HiHi Jetsよ、固い決意を胸に抱き、ド派手に、破竹之勢の如く、最速で伝説道を爆走し続けろ。

 

    伝説の一頁が新たに刻まれた。

       そして、また新たな白紙に伝説が刻まれる。

 

     We're gonna be a Legend.

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

㊗️井上瑞稀20歳💐

₂₀₂₀.₁₀.₃₁

" 𝘛𝘳𝘪𝘤𝘬 𝘰𝘳 𝘛𝘳𝘦𝘢𝘵 " 

古代ケルト民族が大晦日である10月31日に悪霊退散のために執り行っていたサウィン祭。

 

ケルト民族がキリスト教国圏内に融合すると、人々は11月1日「万聖節」の前夜祭で収穫を祝い、先祖の霊を迎え入れる準備をすると共に悪霊を追い払う行事としてハロウィーンが始まった。今やキリスト教諸国を初めとしてキリスト教国ではない我が国でも一大イベントとして愛されるハロウィーン

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さて、世の人々はランタンを灯しお祭り騒ぎをしているようだが、この愛すべき日に遂に井上瑞稀が20歳を迎え晴れて成人した。祝福の気持ちで心が満ち溢れていると言いたいところだが、大人への第一歩を歩み始めた彼の今後の活躍への楽しみと期待、と同時に、少年としての彼のこれまでの軌跡への懐古心が入り混ざり複雑な心境である、というのが正直な心の内だ。

 

追いかけても追いかけても2年先を行く彼が遂に大人への扉を開こうとしている。彼の「青春」と呼ぶべき時代の終わりをその扉の音は告げている。20歳。人生の大きな区切りのひとつ。そこに彼は足を踏み入れた。

 

 

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突然ではあるが皆様、この時のことを覚えているだろうか?私がずっと大好きなひとコマだ。年上の人達に囲まれながらフレッシュな輝きを放ちキラキラしてた時を思い返すと、「時は金なり」は本当にその通りだと切に思う。年頃の男の子の変容は甚だしい。目を逸らした刹那に変わりゆく彼らを見逃してまう。そんな数年を繰り返し遂に彼は成人の仲間入りを果たす。今や小さな子達を囲む側となった。フレッシュなキラキラだけじゃなくて時には大人の影を忍ばせたり哀愁漂わせてステージを作ったり、フレッシュなJr、所謂少年から何段階も上をいくようになりつつある。

とは言え、20歳になっても良い意味で彼のスタンスは変わらず「努力と向上心」に溢れる日々を送るのだろうと信じている。歳を重ねて衰退することなく寧ろ進化してゆくのだろう。

 

彼は屡々、「天性のアイドル」と称される。先程までつらつらと彼は努力型のアイドルであると高々謳った。しかし、同時に彼が「天性のアイドル」であることは間違いない。努力型であることと、天性のアイドルであることは相反するものでは無い。そう、つまり彼は天性のアイドル性に波ならぬ努力が上乗せされたスーパーハイパーアイドルなのだ。

 

さて、まだまだだと思っていた20歳を遂に今日に迎えた井上瑞稀くん。彼の今後のパフォーマンスからはますます目が離せない。

 

2020年。コロナ禍に苛まれる中、直接彼のパフォーマンスを目にする機会は無さそうだが、次に目にかかる時には進化した井上瑞稀が見れるだろうと期待に胸を膨らませている。

 

これまで長年彼を追いかけ続けた。そしてこの先も2年先を歩く彼の拓いた道を後ろから必死に追いかけて追いかけて追いかけ続けていくんだろう。彼が創り上げてきた景色を全身に受けながら。決して追いつくことのない彼の背中が何を物語るのか。新たな一歩を踏み出そうとする今、これまで見せてくれた景色を思い返しながら井上瑞稀の20歳というめでたき日への愛を胸に空を仰ぎ、新たに創られる伝説の一ページを捲るとしよう。

 

改めて20歳おめでとう。これからもずっとずっと大好きです。あなたの後をずっと追いかけ続けます。

 

はしみずの成人を迎えて

"管鮑の交わり"

              _______十八史略より

 

はしみずの関係性を一言で表すならどんな言葉が合うのだろうと長らく頭を悩ませ続けてきた。どんな言葉もしっくり来ない。2人の関係性は言葉で表現できるような薄い単純なものでは無い故。でもどうにかして2人の関係を表したい、と試行錯誤した結果私の語彙力と脳ミソの限界がこの言葉だった。「固い友情」を表すフレーズは数え切れないほど思い浮かんだが、彼らの間柄にあるものはただの友情ではない。時にはライバルとなり、時には良き相談相手、時には友達、また時には同じグループのメンバーとして、彼らはこの11年間を通じて多方面から海よりも深い唯一無二の関係性を築き上げてきた。それは2人の間にしか起こり得ない関係性だ。

 

入所時期僅か数ヶ月の差、2000年10月生まれの誕生日1日違いのはしみず。入所した2009年11月、スノープリンス合唱団が11人で結成された。多いような少ないような11人という絶妙な人数の中にこの2人がいた。どこからをはしみずの起点と捉えるかは様々あるが、私自身はこのスノープリンス合唱団から2人の運命は定まったのだという説を呈したい。

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(何と初々しいのだろうか・・・・・・・・・・・・)

この時以降、フレッシュJrとして様々な活動を共にすることになる。どちらかのステージを切り取れば必ずもう片方が一緒にいる、こんな2人組はなかなかいないだろう。ましてこれが11年だ。

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そして2人は次第に対称的な位置に立ち、歳上のJr達の後ろで踊ることが増えていく。そう、これこそがシンメだ。さらにHiHi Jetというグループが結成されると2人は偶然なのか何なのか、奇しくも同じグループのメンバーとなった。

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メンバー変遷を幾度となく繰り返しながらもこの2人だけは動じることなく離れることを知らなかった。2018年春、現在のHiHi Jetsになって以降も今日に至るまで共に活動をし続けてきている。

と、ここまででも膨大な時間を2人は共に過ごしてきたとになるが、さらにこれだけに留まらず、なんということだろうか、この2人は高校3年間もまさにクラスメイトとして学校生活を送っていたのだ。一般的な学生は一日の大半を学校生活に割いている。つまり、それだけで1日の殆どを共に過ごしていることになる。さらにその後の仕事を同じグループのメンバーとして共にこなしていると考えると、家での時間、仕事、学校どちらも休みの時間以外、常に同じ時を過ごしていると考えても間違っていない。

 

運命なのか、必然なのか、前世からの因縁なのか。

 

 

 

 シンメ=シンメトリーの略。舞台上に置いて左右対称の位置にいる関係性をさす。

 

さて、一言にはしみずはシンメ、と言われているが、彼らのことを見てると一体シンメとは何なのか、というそもそもの概念に疑義を抱き始めるのは私だけだろうか?

先に記した通りが一般的な「シンメ」の定義だ。この定義に即して考えると、はしみずは間違いなくシンメに当てはまる。ただ、シンメである、では完結できない。ただただ対称的な位置で活動しているだけでは無い。

一緒に長らく過ごしてきたから似てる者同士かと思いきや根こそぎ違うタイプ、ハッキリ言うなら正反対な2人とも言えよう。

例えば、井上さんは努力しているという姿をファンの人に見られることを気にしない。堂々と自分の頑張りを私たちに伝えようとする。ところが橋本さんは、彼自身が言うように、人の前で頑張ってる姿、努力してる姿を見せるのはカッコ悪いことだという彼なりの美学を持っている。全くもって相反する考え方を持っているにも関わらず2人は同じグループに所属している。外見も例外ではない。瑞稀くんは細すぎてファンが心配になるくらい細い(なお、筋肉はついている)。華奢な体型をしている。ところがシンメ、涼くんはがっしりとしたワイルドな体つきをしている。そして歌声。井上瑞稀さん、我らが誇る美声と言われるあの高音ハイトーンボイスを持つスーパー歌姫だ。橋本涼さんは色気溢れる低音ボイスを放つ。さらに・・・と挙げようと思えばいくらでも2人の正反対な特徴を挙げられるが自主的にこの辺で切り上げよう。

 

上記のように正反対な2人、その関係性を正反対という観点から例えるなら、静と動、光と影、カラフルとモノクロ。私が最も気に入っている例えは、磁石(のS極とN極)だ。

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相反する存在でありながらも引き付け合う。まさにはしみずを具現化したものが磁石である(と私は信じている。)互いが正反対だからこそ、互いに無いものをもつ相手に惹かれ、引き付けられるのだろう。そう考えると、彼らのここまでの活動がこんなにも共にある、ということは必然的なものである、と言える。

 

少々脱線したがシンメの話に戻すとする。先に述べたよう、2人はただ立ち位置が正反対なだけではなく、人間性から外見まで真逆だ。そしてその真逆さ故に惹きつけ合うのだ。すると、彼らはシンメという定義に当てはまりはするが、シンメという定義内に収まる存在ではないという事実が明るみに出る。そう、シンメを超えたシンメ。まさにシンメという概念を果てしなく遥かに幾里も超越した存在なのだ。だからこそ彼らを説明するのは難しい。シンメという存在でありながらもシンメではない。何という2人。身震いせざるを得ない。私たちを震撼させる2人だ。この震撼からは逃れられない。そして更なる追い打ちを容赦なくかけてくる。

様々な媒体(主に映像)を見る際、じっくりはしみず2人の様子を追って見ると、何かに気が付き悶絶する。例えば、井上瑞稀さんと橋本涼さん、2人の会話している姿を観察してみると、巷では瑞稀くん側がツンデレ発揮して目を逸らし、橋本さん側が見つめているというイメージが独り歩きしているが、実をいうと、まさにその逆なのだ。井上瑞稀サイドは意外と対面しても恥ずかしがらずに会話できるのだが、なんということだろうか、橋本涼さん、瑞稀くんの目を見れずにチラ見しては逸らし、チラ見しては逸らし、を繰り返しているのだ・・・雑誌の撮影ではしみずが密着する時も大体照れてしまう方は橋本さんという証言が得られている。まるで片想いの女の子のようで甘い、酸っぱい。間違いなく熟練夫婦並みの関係性なのにどこかずっとあどけない青春さを残しているこの2人の間柄、万能すぎて(ヲタク殺しという面において)感服。

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これらのショットを撮るのにかかった時間を想像するとなんとも言えぬ気持ちになる。

 

とはいえ、何年経っても嫉妬心は生まれるようで、HiHi JetsYoutubeを見ると数ある場面である現象が目に見える。井上瑞稀さんがメインで話している場面、注意して橋本涼さんを見ると何と、ずっと井上瑞稀を見ているのだ・・・他のメンバーと会話している時なんて後ろからずっと見ている・・・よく目で刺されている方は髙橋優斗さんであると感じる(個人の主観)表ではあんなに照れているのに裏では好きすぎて独占欲を生成してしまう橋本涼さん。

https://youtu.be/-MWjlXKGtbQ 

こちらの6:13〜ゆとみじゅによるカップルバージョンの平仮名ポーカーが始まるのだがイチャつく2人の背後に立つ橋本さんの表情をよく見ていただきたい。率直な感想、怖い。そしてそれが無意識によるものだと私は思っている。怖い。橋本涼さん、井上瑞稀さんのこと、好きすぎる。気になる方はこれまでの映像などでこの点に注目して見てみるとまた違った趣深さが得られるだろう。あゝいとあはれ

 

Youtubeと言えばこの嫉妬パラダイスという状況だけが楽しい訳でもない。HiHi JetsYoutubeについての面白さ、深さを説明するならばそれでいくつか記事が書けるくらいなので今回は趣旨が異なるということで割愛する。

もちろん、メンバーであるのではしみずはYouTube内でもよく会話をしているが、会話だけではなく目を凝らすとさり気ない2人のやり取りに高揚せざるを得ない。どのくらいのさり気なさかというと、ペンを受け渡す、というレベルだ。よく見てないとなかなか気づかないだろう。私のような、口癖が「これこそはしみずのはしみずたる所以」というようなはしみずスペシャリスト(自称)はもうありとあらゆる2人のやり取りがいとあはれなり・・・となってしまうのだが、この「あはれさ」をこの世に知らしめたい。兎にも角にもはしみずは知れば知るほど深く、一旦深いと感じたら底なしの深さを浴びることになる。我々へのマウントかと叫びたくなるようなやり取りが溢れているのだ。(高校生活の話、昔の話)「高校の時・・・」と来たら身構えろ、爆弾投下だ、と私は自分に言い聞かせ心よ準備をしようと試みるのだが被弾しなかった試しが無い。

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現代風に言うとエモい。いや、エモいの3文字で片付くものでは無いがエモい。

 

余談だがはしみず、さり気なく突然お揃いをやってくることがある。

我々にとって最も衝撃的だったあの日を忘れはしない。

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突然なんの脈絡も無くシミラールックでRの法則に登場された時に平常心を保てる方が無理難題だ。

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お揃いのネックレスに気づいた時の私の動揺ぶりは今思い出すだけでなかなか面白い。

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言葉も出ない。お揃いのネックレスを付けているという事実の前にまずお揃いのネックレスを2人がプライベートで買って所持していることがもうダメだ。(このように語彙力を失う)

話し出したらまたキリが無くなるのでここで止めておく。

ぜひともYouTubeをご覧になっていただきたい。

https://www.youtube.com/playlist?list=PLBw8EmMNM8vyA4s0IqaQzt6lKul37Ezgt

(HiHi Jetsのみのリスト、有難い)

 

さて、とんでもなく長ったらしい記事になってしまいまだまだ言いたいことは山より高く海よりも深くあるがまた別の機会にということで一旦ここで締めようと思う。

この10月、遂に成人となったはしみずだが、20歳のレールを歩き始めた彼らの今後にますます目が離せない。はしみずという存在はもはや我々にとってはある種の概念と化している。我々にとって信仰の対象と言っても過言ではなかろう。

あなたにもぜひ「はしみずのはしみずたる所以」の沼、底なしの深さに溺れて欲しい。

 

 

 

 

 

 

 

 

1582 -戦乱の世、愛-

2019年Summer Station、通称サマステにて井上瑞稀がソロ曲として披露して記憶に新しい1582。私にとっては全身の力が抜け声を失う程の衝撃だった。演出による部分も大きいのは無論だが何せよ亀梨和也のソロ曲の中で最も好きな曲を不意打ちでやられたのだ。まさかあんな十年も前のソロ曲を掘り出すなんて誰が予想できたのか?初めてアレを見た時、夢か現か状態で意識が朦朧とするほどに混乱した記憶が微かに残っている。あまりにも大きな衝撃すぎて、重すぎて、受け止め切ることが出来なかった。今でもアレは夢だったのではないか、と現実を疑いたくなる。それ程に1582の衝撃は大きいものだった。

 

 

1582は深い。物凄い深さ。溺れるとかではない、もはやそれ以上の深さ。もしかすると、底が永遠にないのかもしれない、という深み。言葉にすることはなかなか難しい深み。その深さを知らないで、井上瑞稀のソロを見るなんて勿体なさ過ぎる。そこで自称ではあるものの、1582プロを豪語する私が少し手解きをしようと思う。(あくまで個人の見解であることは重々ご承知願いたい)。芸術面からだけではなく、歴史的見地からも紐解いてみようと思う。

 

言語化することが難解な感覚が付随するので、相当稚拙な散文であることを先に陳謝しておく。

 

そもそも、本家1582が初披露されたのは2009年「Break The Records」。まさに、KATーTUNがもはや一種の社会現象となっていた頃。当時亀梨和也は23歳。23歳であのソロステージを完成させる彼はやはり凄い。「和」と言う要素を全面的に出した演出で、妖艶さ、儚さ、また力強さを醸し出した。当時本人は詳しくストーリー性などを語らなかったが、様々な媒体での発言の断片を拾い上げると、モデルとなった人物は戦乱の世で織田信長と共に生きた「濃姫」と考えられる。亀梨くん本人から「女性目線のラブソング」とヒントがあった。

 

名こそ知れ渡る濃姫だが、彼女は歴史上、どのような最期を遂げたのか未だにハッキリとは断定されておらず、五つ程の諸説が有力説として残されている。かの有名な「本能寺の変」で織田信長は自害し濃姫は生き残った説が有力とされるが、1582においては「本能寺の変」で共に二人で亡くなった説を採用してると考えたい。ちなみにCD収録分は終始女目線だが、実際のライブでは前半が女目線、後半は男目線歌詞という演出に変わっている。前半では簪をしており、後半はその簪を抜き取っていたことからそう捉えている人が多数だ。ちなみに作詞者の名前は「n」となっているが、後日談により、亀梨和也本人によるものと明かされている。

 

ではその歌詞はどんなものなのだろうか?歌詞を見ていくことにしよう。

1582

作詞:n 作曲:M.Y

支配される 指先まで
狂おしほど 痺れて
頭の中 壊れてゆく
私は今 何故 どこ?

目の前から 光が消え
永久の眠り SI-でも…

誘い文句 朱(あか)いその唇 痺れる心 踊る乱れてゆく
その血に溺れて染まる

見果てぬ地に向かう瞳(め)は 何を映し出してゆくの?
どうかどうか私を その手でつかんでいて
共に刻む針達に 奥の方を噛みしめて
ずっとずっと醒めぬよに 胸に手をあて願う 愛を

傷だらけの 心さえも
あなたを見て 癒えるわ
欲望とか そうじゃなく
無意識なの SI-でも…

傷を癒すクスリ 気持ちいいの
明日は何処(いずこ)へ行かれる そんなのいやなの
その血に溺れて染まる

あなたとの日々夢見て 散っていった星達も
どうかどうか覚めぬよに 胸に手をあて願う
優しいのやら何なのか 一秒ごとに色を変える
ずっとずっと私を その手でつかんでいて 愛で

見果てぬ地に向かう瞳(め)は 何を映し出してゆくの?
どうかどうか私を その手でつかんでいて
共に刻む針達に 奥の方を噛みしめて
ずっとずっと醒めぬよに 胸に手をあて願う

あなたとの日々夢見て 散っていった星達も
どうかどうか覚めぬよに 胸に手をあて願う
優しいのやら何なのか 一秒ごとに色を変える
ずっとずっと私を その手でつかんでいて 愛で

 

この歌詞を見てみると、一文一文がかなり断片的で、あまり繋がりが無いように感じられる。このことから、何か連続したことが連なっている訳ではなく、燃え盛る本能寺で信長と濃姫が共に果てゆく時に、濃姫が記憶をフラッシュバックさせて、断片的に思い出してる状況なのではないかと考えられる。序盤では「私は何故今どこ」とあることから燃え盛る炎に囲まれ渾沌とする中、走馬燈のように様々な記憶が駆け巡っている様子を表しているのではないか。「目の前から光が消え〜」からも読み取れる。

濃姫は「美濃の蝮」こと齋藤道三の娘であり、信長との結婚は政略結婚とは言え、大切に扱われ愛されていたとする説が現在では流布しているが、その説から考えると「誘い文句〜」の部分は夜の記憶の回想とすることができる。政略結婚だとあまり夜を共に過ごさないこともあるが、少なくともこの1582という世界観においては2人は政略結婚とは言えども親密な関係を築いたと考えられる。

「朱いその唇」は男の目線のように一見感じるが、濃姫の口紅が信長に移ったと考えればそこまで不思議なことではない。また、直後「その血に溺れて染まる」のフレーズにおける、「血」は自害する信長の血であると読み取れるので回想から現実に戻っていることが分かる。時系列は行き来するが、口紅と血で赤いもの同士という共通点を用いて二つを関連付けているところはかなり手が凝ってる。

この次にある「見果てぬ地」を文法的に読み解くと見果つ+打ち消し「ず」の連体形+地となるので、直訳すると「最後まで見届けることが出来ない地」となり、これに解釈を加えると「地」=「信長の天下統一が叶った世界」と捉えられる。すると、「最後まで見届けることが出来なかった天下統一の世界」、という意味になる。信長はきっと最期の瞬間まで天下統一を夢見て、叶わぬその世界を瞳の奥に映し出したのだろう。

「共に刻む針達に」は2人で過ごした時間のことだろう。最期まで共に寄り添った二人の愛が次の世でも続くようにと願う濃姫の想いが表れている。

ここで二番に入る。二番の序盤からは戦国の世の厳しさが表れている。今では想像もつかぬ不安定な世の中だろうが、今も昔も妻が家を出る夫が今日も無事に帰って来ることを願う気持ちは変わらぬ、ということが伺える。古から人間は変わらない。ここまでの部分も回想シーンだ。

「あなたとの日々夢見て 散っていった星たちよ」というフレーズからは、信長の家臣や忠臣も無念に命が散っていくことを示唆しているのではないか。

「優しいのやらなんなのか〜」も現代の女性と同じような目線から歌われている。信長は「鳴かぬなら 殺してしまえ ホトトギス」が有名なように、冷酷な一面があることが知られている。濃姫を大切にしてたとはいえ、彼も人間であるので、天下統一に走る戦乱の世、たまには冷たくなったり、外交策の一環である厳しい考えを示したりすることもあったのだろう。ここからは人間らしさを感じられる。それでも濃姫はそんな信長を想う気持ちが絶えなかったのだろう。

最後の一言が「愛で」という所は特徴的だ。完全なる文ではないので余韻が残るようになっている。

また、全体を通して濃姫から信長に宛てた手紙のような文体になっているので感情移入しやすくなっている。

 

演出的には先述した通り、「和」をベースにしたものだった。衣装はピンクと赤をベースにした女物の着物、長かった髪の毛は束ねて、そこに簪を刺すという装い。全体的に艶やかな色合い。イントロ部分ではお面を巧みに使いこなし、さらに、異例の長さとも言える約十分間のソロコーナーを通して、大量の水や和太鼓、箱(演出的に棺桶のような役割だと考えられている)、東京ドームでの空中フライングなど、膨大な要素を詰め込んだ壮大な作品となっている。時空を超えたテーマを、広大な空間を利用して表現している。

 

ここまでの内容を踏まえてから2019年のサマステで披露された、井上瑞稀の1582をもう一度振り返ると、これまでとはまた違った視点で違った見方が出来るのではないか。

 

私自身が衝撃を受けすぎていて未だに井上瑞稀の1582を冷静に振り返る勇気が出ないのでまたいつか、機会が巡って来た時にあのソロステージについてしたためようと思う。

ENTERTAINER

Summer Paradise 2020

2020/8/18〜8/20にかけて開催された、配信によるHiHi Jetsのサマパラ計八公演。

井上瑞稀・猪狩蒼弥がタッグを組んだ「ずきうや」による「ENTERTAINER」の余韻の醒める兆候が一切しない。早一ヶ月が経とうとしているというのに・・・

受験生という身でここにもそこにもどこにも吐き口の無い状態が続き、流石にいてもたってもいられずに、遂にこのはてなブログに手を出してしまった。ブログの書き方の初歩すらわからないというのに。

 

どこにでもいる、しがない一人の瑞稀担による稚拙極まりない、自己満足の備忘録。

 

だったらメモにでも残しておけば良いものなのだが、自己満足の備忘録、とは言えども、あのステージを摂取してしまった状態のこのバカデカ感情を一人で溜め込むことは到底不可能だった。どうしても誰かに共感を求めたくなってしまい、もしかしたら誰かの目に留まるかもしれない、そして、誰かが共感してくれるかもしれない、という些細な一縷の希望を抱いてブログに流し出すことにした。

 

 

ジャニーズをデジタルに放つ新世代のコンテンツの一つ、IsLAND TVで数日前から事前に「ずきうや」タッグ作品があることを告知した。

j-island.net

相当の期待を煽る告知動画だったのだが、ここでオーディエンスに物凄い期待を抱かせており、本音を言うと結構、「大丈夫か?」と心配してしまう気持ちも少々あった。配信でそんなことできるのか?

ところが、本番。期待に応える、というだけに留まらず、我々の期待を遥かに超越してきた。

そしてこのナンバーが猪狩蒼弥(17)という同い歳➕井上瑞稀(19)という二人によって創りあげられたものである、という事実に物凄い衝撃を受けた。

 

ところでまず、ENTERTAINERとは何か、まさにそれを問うたステージなわけだが、その前に、一般的なENTERTAINERの意味を確認しておきたい。

ENTERTAINER:歓迎する人/もてなす人/職業的芸人。

ENTERTAINER=エンターテイナー:人々を楽しませる芸を身につけている人のこと。

要するに、相手という、なんらかの「対象者」ありきの存在であることが分かる。

 

それではこれを念頭に置いて本題に入りたい。

まず、このENTERTAINER、作詞作曲演出から何までプロデュースを手掛けたのは我らが猪狩蒼弥。このステージの基盤の全てを自ら手掛けたのだ。忘れもしない、昨夏、我々に固唾を飲ませ、半ば幻覚、幻聴かと錯覚する程圧倒し、その名を轟かせた大作、「Fence」の生みの親による最新作となれば、誰もが大注目せざるを得ない。

 

 

 

始まった瞬間、イントロの時点で既に人を引き摺り込むメロディーラインを持ち出している。ズルい。このメロディー、全くどうしたことか、どうにもこうにも脳裏にこびり付いて頭から離れない。永遠に脳内で再生されてしまう。中毒性しかない。開始0.1秒で画面の向こうに何万といるオーディエンスをとらえて離さない。そして、イントロのメロディーがそのままサビにもなっている。今回は、どこをどうサビだと捉えるかがオーディエンス自身に委ねられているような気もするが、このメロディーをサビと捉えるのならば、あえて歌詞をつけずにダンスで魅せるサビを創りあげた彼には感服する。歌詞のないサビというのはなかなかに高度なスタイルだ。人の印象に最もよく残るサビなのに、誤魔化しが一切合切効かないからだ。そこにあえて挑戦しようという彼のその魂胆、心意気に感嘆。

そして猪狩蒼弥のラップが破格のカッコ良さであるのはHiHi担の我々にとって既知だが、このENTERTAINERは、彼が絶対的信頼をおいている、井上瑞稀の魅力を最大限に引き出す構成になっている、ということに対して言葉が出ない。まず猪狩蒼弥ラップで歌い出し、そして井上瑞稀パートはラップ調ではあるものの、音程をつけて両者の違いを出しつつ、さらに二人で歌うパートではなんとも絶妙な聞いたことのない奇抜なハモリのメロディーが完成する。圧巻。

イントロから「crash」、この一声で始まるステージ。身体が震え上がる。

 

さてここまで楽曲については触れてきたが衣装のことも忘れてはいけない。THE GARRYというべく装いは猪狩担の大好物なのではないか。この男、ファーが本当に良く似合う。孤高のカリスマ。自己プロデュース力の高さを見せつけられた。瑞稀くんも膝ダメージ黒の細身のスキニーを履いていることで、ダンス部分の脚の動きが強調され、武器である「ダンス」を最大限に魅せる効果を発揮する。さらに初日と二日目は黒のキャップを被り、最終日では青みがかったカラーサングラスという最終兵器を提示してきた。八公演ある中でもマンネリ化せず、常にオーディエンスに魅せるモノを刷新する彼らのプロとしての意識の高さが垣間見えた。これこそがまさにENTERTAINER意識だと言えよう。

 

そしてステージ。この視点に立った時、あの空間は配信だからこそのステージだったんだと実感する。対面でオーディエンスに直接見せられないというイレギュラーな前代未聞の事態をも強いアドバンテージに変えてきた。全く本当には平伏してしまう。カメラさんと緻密に相談したと思しきカメラワークに、昨夏全人類を圧巻し、その名を轟かせた「Fence」から、さらに進歩した字幕。字幕、言うなれば文字の羅列すらもステージ演出の一部として大きな存在感を放ったのだ。そして、椅子の使い方も素晴らしい。ステージにセットされた二つの椅子。座り方ひとつで異なる印象が出来上がるので万能。

 

もちろんENTERTAINER自身は彼ら二人なので、いくら道具、ステージ構成が優れていても主体である演者がいかにその素材を活かせるかで最終的にパフォーマンス全体の仕上がりが決まる。これは、あくまで私自身の感想であるが、私は文句無しのパフォーマンスだったと声を大にして言いたい。未成年二人によるものだと思えない、いや思いたくない、という方が正しいのか。

猪狩蒼弥が「俺が法だ」と豪語するのは口だけではない。正しくその通り、彼は法だ。彼は全てだ。オーラ、仕草、シルエット、表情、一つひとつが唯一無二な上に自信に満ち溢れたものだ。「マジ猪狩」とでも表そうか。もはや猪狩というワード自体が形容詞的働きを持てるくらいには影響力と存在感がある。

井上瑞稀に目を向けよう。いやはや、流石の表現力だった。こういうEDMにR&Bが入組み合わさったような絶妙なナンバーはこれまであまりやっていなかった気がするが、本当に彼の振り幅の広さに改めて驚いた。指の動き、顔の向き、目線、細かな表情、一つひとつが「表現者」として行き届きすぎているくらいに行き届いている。彼の十年間に渡る努力の賜物であることは間違いない。井上瑞稀の新たな境地を新規開拓してくれた猪狩蒼弥様に頭が上がらない。隠れていたポテンシャルが引き出された夏だ。猪狩蒼弥から井上瑞稀への絶大な信頼をおいた上での構成であることにも心が打たれる。メンバーのことを一番見ていて魅力を引き出せるのはメンバーであることが証明された。

 

この二人のパフォーマンスにおいて終始、「カメラの向こう側にいるオーディエンス」を意識していることがありありと伝わってきた。同じ会場、同じ空間にはいなくとも、彼らはオーディエンスありきのものとしてエンターテイメントを捉えているのだろう、ということが全面に出ているパフォーマンスだった。彼らがENTERTAINERとして持っているエンターテインメント観を存分に浴びることが出来た最高のナンバー。

 

楽家とか何か。ステージは承認欲求の道具ではない。

 

この信念をベースに出来上がったこのステージ。斬新極まりない。18歳を迎える前既ににこの発想と信念を持つ猪狩蒼弥という人物は偉大だと心の底から思った。彼の脳内を一度全て見て見たいと大真面目に日頃から考えている程に、彼の考え方、言動、モットー、才能は桁が違ってずば抜けている。私の中で、猪狩蒼弥、という存在はもはや既に神格化されてしまっている。

そして、そこに融合できる井上瑞稀。彼は自分のことをよく「特徴と個性がない普通の人」だと言っているが、これは決して弱点では無く、むしろ、物凄い強みなのではないかと私は思う。彼は自分を過小評価し過ぎだ。ある意味、個性が突き出た独特な人が集結するジャニーズ事務所では、逆に言えば「普通」の人が極めて稀だ。でも、その中で「普通」というポテンシャルを持つことで、何色にも染まりうることは明白だ。だから毎回味が違う。これ程強い武器があるだろうか?井上瑞稀は何味にもなれる、何色にもなれる存在なのだ。

突然何を言い出すかと思うかもしれないが、彼を例えるならハンバーグ。勿論、ハンバーグ自体は美味しいしそれだけでも十分に魅力はあって、好きな食べ物ランキングでも一、二位を争うレベルで人気な食べ物だ。しかし、レストランなどでは大抵、ハンバーグに様々な種類のソースがかけられており、それによってメニューのバリエーションが増えている。そして、客はこの、ソースに優柔不断になりがちだし、ハンバーグとソースの組み合わせに魅了され、ワクワクするものだ。そう、このソースこそ、その他の人達だ。今回であれば猪狩蒼弥も当てはまる。デミグラスソース、ケチャップ、大根おろし、チーズ、辛味ソースなど挙げ出したらキリがないが、この世には実に様々な種類の調味料、ソースがある。これらはそれひとつでだけでも物凄い強烈な味を持つ。相当な個性を持つ。これらをハンバーグにかけ合わせることで、一瞬でハンバーグの美味しさは倍増し、バリエーションが格段に広がる。そう、可能性は無限大だ。シンプルなハンバーグは何味にでもなることができる。このハンバーグ的なポテンシャルこそ、井上瑞稀の最大で最強の武器だ。稀有なる能力だ。そして、素材としての彼は最高レベルだ。だからこそ、輝く。素材が良いからこそ、完成品が引き立つのだ。ダンススキルにしても、歌唱力にしても、表情にしても、何をとっても彼のベーススキルは周囲にも認められるほどの高レベルに位置する。彼が成人を控えた今夏、私は改めて彼のプロフェッショナルな部分を拝見し感無量。彼のポテンシャルの高さとスキルの高さ、天性のアイドル性に大きな拍手を送りたい。

 

ところで余談だが、「ずきうや」とはいのうえみずき、いがりそうやの名前の最後の二文字を持ち寄って完成したタッグ名だ。これまで私達はこの二人のことを「そやみず」と呼んできたが、果たしてこれは普段からの名称なのか、はたまたENTERTAINERとしてのネームなのか。今後の発言に注目したい。ちなみに、猪狩蒼弥によると当初「GUM」というタッグ名が候補にあったそうだ。これは噛んだ最初の一口目が一番美味しい、という意味が込められていたらしい。刺さる。刺さりすぎる。だからイントロがあんな吸引力なのか?イントロが最初の一口目だとすると辻褄が合いすぎてしまう。繋がった。震え上がった。そういうことか。もはや恐い。良い意味で鳥肌が立って全身の毛が逆立った。裏側にある要素が深すぎて底無し沼のようだ。まだまだ隠れているというのか。新たなピースが少しづつ揃うのが楽しみでありつつも少し怖い。こんなものがまだ沢山未公開だと思うとまぁまぁ寒気がする。

 

まさに自身の中にあるENTERTAINERの在り方、在るべき姿を自らエンターテイメントを通して体現したこのENTERTAINERという作品が私をとらえて離さない。彼らのエンターテイメントに魅了され、虜になって見事にハマり込んでしまったというのか。トラップすぎた。

このイレギュラーな世の中だからこそ生み出された作品でもある。世界は無常だ。当たり前だったことが明日には覆ってしまうかもしれない。エンターテイメントの形も然り。無限に変化する世界でエンターテイナーがどう在るべきか、エンターテイメントとは何なのか、彼らなりの答えがこのENTERTAINER。

 

いつかこの最強のタッグナンバーが、彼らの背中を追う後輩の「憧れ」「目標」「終着点」となる日が必ず来ると強く信じている。そして、進化を遂げた「ずきうや」第二弾を夢見て。